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【とやま】スタッフおすすめ作品☆12/2(金)~12/15(木)『アフター・ヤン』☆

2022.11.29 投稿

いつも J MAX THEATERとやま をご利用頂きまして、誠にありがとうございます。今回紹介する作品は「アフター・ヤン」。人工知能(AI)を持つロボットが登場する映画です。SF作家アイザック・アシモフが1950年の自著の中で提示した「ロボット工学三原則」があります。一.ロボットは人間に危害を加えてはならない。二.ロボットは人間から与えられた命令に服従しなければならない。三. ロボットは前掲第一及び第二に反する恐れのない限り自己を守らなければならない。この三原則は後のロボット映画の重要なルールとなりました。この三原則をもとにしたロボットVS人間 という対立構図の映画がいくつも作られています。しかし、次々とエッジの効いた作品を発表している気鋭の制作スタジオA24は、従来のロボット映画とはまったく異なる切り口で「アフター・ヤン」という映画を作り上げました。それは、AIロボットと暮らした家族の切なく静かで美しい近未来の物語でした。

茶屋を営むジェイクと妻のカイラは、幼い養女・ミカと、“テクノ”と呼ばれる人型ロボットのヤンとともに暮らしています。夫婦にとってヤンは息子のような存在でありミカもヤンを兄のように慕っています。ある日、ヤンが故障して動かなくなってしまいます。ジェイクはヤンを修理しようとしますが困難を極めます。そんな中、ヤンの内部に一日あたり数秒間の映像が記録できる“メモリバンク”と呼ばれるパーツがあることを知ります。そこには、ジェイクの家族と過ごした日々の記録がありました。そして、ジェイクたち家族も知らない物語も残されていたのです。

 白人の夫、黒人の妻、中国系養子の娘、そしてロボットのヤン。作品にはクローン人間も登場します。おのずと、多様性が認めらる社会というテーマが伺い知れます。本作のコゴナダ監督は韓国で生まれアメリカで育つ中で、ずっと、人と違うという感覚を持ち続けてきたと言います。そんなパーソナルな背景が反映されています。そして“記憶”ということも重要なキーワードです。一日あたり数秒間しか記録できないメモリにヤンが残したのは単なる“記録”ではなく、かけがえのない大切な日々の“記憶”なのです。多様性のある近未来社会を描きロボットの残した記憶を辿ることで、じゃあ人間らしく生きるとは?そんな問いをコゴナダ監督はしているのではないでしょうか。少ないセリフで余白を残した静かなタッチの演出が心に沁みてきます。映画を観た人ひとりひとりの“記憶”でその余白を埋めてくださいという監督の想いなのかもしれません。

 2017年にサウジアラビアで開かれた国際会議において人型AIロボット「ソフィア」がサウジアラビアから世界で初めて市民権を与えられました。AIロボットと共生する社会、もう遠い未来の話しではありませんね。

※ 公式サイト→https://www.after-yang.jp/
※「アフター・ヤン」は12/2~ 2週間限定上映

ⓒ2021 Future Autumn LLC. All rights reserved.

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    11/11(金)・12(土)マルート前にて、「TSC富山駅前ナイトシネマ」を行いました!

    2022.11.14 投稿

    いつもJ MAX THEATERとやまをご利用頂きまして、誠にありがとうございます。

    11/11(金)・12(土)マルート前にて、「TSC富山駅前ナイトシネマ」を行いました。

    大きなエアースクリーンに映し出される作品にたくさんの方々にご鑑賞頂きました。

    「ラ・ラ・ランド」を観に来られた御婦人は「昔を思い出すわ~懐かしくて、心がワクワクする♫」、
    「SING」を観に来てくれたお子ちゃま達の中に椅子に座りながら、笑顔で手拍子する小さな女の子、スクリーン近くで、立ち出して踊り出す男の子、お父さんもお母さんもみんな喜び溢れる上映会となりました!
    天候にも恵まれ、素敵なイベントとなりました!

    映画館は誰もが幸せになれる場所
    ココロの遊び場です!

    ぜひ、J MAX THEATERとやまへお越し下さいませ。

     

    【とやま】スタッフおすすめ作品☆「アムステルダム」☆

    2022.11.01 投稿

    いつもJ MAX THEATERとやまをご利用頂きまして、誠にありがとうございます。

    今日は、豪華キャストが話題となっている映画「アムステルダム」をご紹介します!

    1918年、第一次世界大戦末期のヨーロッパで、医師のバート(クリスチャン・ベール)、看護師のヴァレリー(マーゴット・ロビー)、弁護士のハロルド(ジョン・デヴィッド・ワシントン)は出会い、親友となります。あれから約15年、ひょんなことからバートとハロルドが殺人事件の容疑者となってしまい、その濡れ衣を晴らすためある作戦を実行します。しかし、それは思いがけず、全世界に渦巻く巨大な陰謀へと巻き込まれていくことに…。

    本作のタイトル「アムステルダム」とは、バート、ヴァレリー、ハロルドが友情を深めたオランダの首都。本作を象徴する3人の愛と友情の行く末を、「世界にひとつのプレイブック」(2012)や「アメリカン・ハッスル」(2013)で知られるデヴィッド・O・ラッセル監督が、史実とフィクションを交え描きます。前作から7年ぶりとなる本作にも、鬼才らしさが満載!歴史の裏側に皮肉と喜劇を交え、独特のストーリーを展開しています。特筆すべきは豪華キャスト陣。主演の3人のほか、鍵を握る人物のアニャ・テイラー=ジョイ、ラミ・マレック、そして「こんなところに!?」なロバート・デ・ニーロなど。個人的には、ネタバレになるため詳細は伏せますが、テイラー・スウィフトの役柄に監督特有の毒っ気あるユーモアを感じました(笑)。

    「権力者が自らの利権のため、国民の生活そして命を犠牲にする」という、戦争が終わった現代にも通ずるテーマがどう描かれているのか。ぜひ劇場でご覧ください!

    アムステルダム
    https://www.20thcenturystudios.jp/movies/amsterdam

    ぜひ、J MAX THEATERとやまでご鑑賞下さい。

    J MAX THEATERとやま

    ©2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.

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    【とやま】スタッフおすすめ作品☆11/4(金)~11/17(木)「AKAI」☆

    2022.11.01 投稿

    いつもJ MAX THEATERとやまをご利用頂きまして、誠にありがとうございます。

    「浪速のロッキー」という愛称で呼ばれたプロボクサーをご存知でしょうか?多くの人を熱狂させたボクサー赤井英和のドキュメンタリー映画「AKAI」の紹介をさせていただきます!

    赤井英和は1980年にプロボクサーとしてデビューします。なんと彼はデビュー以来12試合連続ノックアウト勝ちという快挙を成し遂げました。私たちの知らない彼の一面が過去の試合映像や現在のインタビュー映像で鮮明に描かれています。世界王者「ブルース・カリー」に挑戦した試合など激しい戦いが盛り沢山です。普段ボクシングを見ることがない私ですが熱い試合展開にとても息を呑みました。

    コロナ期間中の家での生活や妻との日常など現在の赤井の映像など微笑ましいシーンもたっぷりです。そんな穏やかな映像からは想像もできない前のめりで攻撃的な試合スタイルで赤井は相手をどつきたおしていきます。試合後のユニークなインタビューやテレビ番組での愛嬌のあるキャラクター性からも多くの人が魅了されたことがわかります。
    最高に強くて最高にかっこいい日本のヒーローの姿がぎゅっと濃縮された映画となっています!

    そして、この映画は息子の赤井英五郎さんが制作したものでもあります。家族だからこそ撮ることができたリラックスした状態のインタビューや日常生活のシーンも見どころです。

    ボクサーとしての赤井英和を知らない方でも胸が熱くなること間違いなしの映画となっています。リングでの勇姿だけでない彼の歴史と人柄を知ることができるドキュメンタリー映画です。是非劇場で最高に熱くてカッコいい浪速のロッキーの姿をご覧ください!

    公式HP https://gaga.ne.jp/akai_movie/
    11/4(金)~11/17(木)までの期間限定で上映です。
    お早めに!!

    J MAX THEATERとやま

    ©映画『AKAI』製作委員会

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