JMAX THEATER とやま

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【とやま】8月おすすめ作品 ★8/28(金)~9/10(木)『パブリック 図書館の奇跡』★

2020.08.23 投稿

みなさん、こんにちは♪
J MAX THEATERとやまをご利用頂きまして、誠にありがとうございます。
もうすぐ、8月も終わりますね。
でも、まだまだ、始まる映画があるんです!!紹介したい作品があるんです!!
8月最後におすすめするのはこちら→『パブリック 図書館の奇跡』です。

【作品紹介】
“正義”というのは実にやっかいなものだなぁと思うことがあります。二国がそれぞれの正義を主張し合う戦争なんて、その最たるものじゃないでしょうか?身近な家族間においても、日々の社会生活の中にあっても相対する者同士の意見がすれ違うことはよくありますよね。お互いにはお互いの大義があり、それぞれの正義があります。

 大寒波に見舞われているアメリカ、オハイオ州シンシナティ。町の公共図書館には大勢のホームレスが寒さをしのごうと朝9時の開館前から列をなしています。ある日、閉館時間になってもホームレスたちは退去しません。大寒波でホームレスの凍死者が続出しているのに市の緊急シェルターはどこも満杯で身を寄せる場所がないのです。彼らは図書館に居座り一晩過ごそうとします。図書館のルールを守るべきか、行き場のないホームレスたちを助けるべきか ―― 今週28日(金)から上映する「パブリック 図書館の奇跡」は、図書館という公共施設を舞台に正義の在り処を巡る一夜の騒動を描きます。
 本作の監督、脚本、そして主演を務めたのはエミリオ・エステベス。父がマーティン・シーン、弟がチャーリー・シーンという映画一家。1980年代より青春映画のスターとして活躍すると同時に映画監督としてのキャリアも積み重ねていった根っからの映画人で、本作は監督7作目となります。
 エミリオ・エステベスが演じるのは図書館職員のスチュアート・グッドソン。劇中ではスチュアートが図書館職員になったいきさつも描かれているのですが、スチュアートの少し傷のある過去もあって、彼はホームレスのような社会的弱者に対しては寛容な態度で接しています。そして、スチュアートは、ホームレスとともに図書館を占拠しこの窮状を訴えることを決意します。
平和裏に自分達の望む方向に事態が向かうことを願っていたスチュアートやホームレスたちですが、次期市長選を伺う検察官が参入してきたり、騒動を嗅ぎ付けたメディアがフェイクニュースを拡散しツイッターのフォロワーが3000人も増えたと狂喜したり、思わぬ方向にことが進んでいってしまいます。
市長のイスをねらっている検察官は、「法と民主主義を守るのが私の務めだ。」と警察部隊の突入による強硬策を主張します。一方で館長のアンダーソンは、「私は市民の情報の自由のために全人生を捧げてきた。公共図書館はこの国の民主主義の最後の砦だ。」と、スチュアートを擁護しようとします。倫理観と法に基づき秩序を守ろうとすることも民主主義のあり方でしょう。また、個人の自由や最低限の人権が保障されることも民主主義のあるべき姿です。それぞれの立場で正義の在り処は違ってきます。どちらが正しいとか間違っているとかは言えません。
  本作では1939年に発行されたジョン・スタインベックの代表作「怒りの葡萄」が重要なモチーフになっています。小説「怒りの葡萄」発売当初、描かれている差別や搾取について、物語の舞台となったカリフォルニアやオクラホマを中心にそれを否定する世論が大きくなり、多くの図書館で閲覧禁止となりました。このことに端を発して1948年に作られたのが『図書館の権利宣言』です。 ― 図書館は利用を希望する個人や団体の信条にかかわらず公平な立場で利用できる。図書館がサービスを提供している資料は、その出自、背景、見解などの理由で除外されるべきではない(アメリカ図書館協会 図書館の権利宣言より抜粋)―
 劇中で、スチュアート(エミリオ・エステベス)が「怒りの葡萄」の一節を持ち出します。スチュアートの図書館員としての矜持が溢れ出たシーンであると同時に、エミリオ・エステベス自身がアメリカ社会に対して強烈な一撃を放ったシーンでもあると思います。皆さんも是非、作品をご覧になって正義の在り処について考えてみてもらえたらと思います。

※「パブリック 図書館の奇跡」は8月28日(金)~9月10日(木)まで2週間限定上映
  公式サイトはこちら→https://longride.jp/public/
ぜひ、お見逃しなく!!
J MAX THEATERとやまでご鑑賞下さい!!

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    【とやま】8月おすすめ作品 ★8/28(金)~9/10(木)『悪人伝』★

    2020.08.17 投稿

    2017年に日本で公開された韓国映画「新感染 ファイナル・エクスプレス」をご覧になりましたか?当館でも上映したのですが、ゾンビ映画を極上エンタテインメントにまで昇華した衝撃的な面白さでした。この映画の中でひと際印象に残ったのが、野球バットをブンブン振り回しながらゾンビに立ち向かっていったマ・ドンソク。映画観終わって劇場出たら、頭の中は野球バットと彼の上腕二頭筋がブンブン唸りっぱなしでした。これがきっかけでマ・ドンソクは大ブレイクを果たします。そりゃそうでしょう。主役のコン・ユが霞んでしまう存在感でしたから。
    そんなマ・ドンソク主演「悪人伝」が、いよいよJ-MAXとやまに登場です!

     

    こちらが「悪人伝」のポスター。マ・ドンソクの顔がドーン!です。彼の主演作はどれもこんな感じの顔ドーン!スタイル。洒落たレイアウトや凝ったデザインは不要。この睨みだけでつかみはOK。これで作品の魅力が伝わるのですからハンパない顔面破壊力です。
     ヤクザの組長 ドンス(マ・ドンソク)は、ある夜何者かにメッタ刺しにされます。なんとか一命をとりとめたドンスは、落とし前をつけるべく犯人捜しに動き出します。はみ出し刑事のチョン・テソク(キム・ムヨル)は、この事件と近辺で続く殺人事件が同じ犯人の仕業だと確信します。自分を殺そうとした奴に復讐したいドンス。連続無差別殺人犯を捕まえたいチョン刑事。目的は違いますが追いかける人物は同じ。二人は反目しながらも協力し犯人を追い詰めていきます。ヤクザ組長+はみ出し刑事 VS 無差別殺人鬼。毒を以て毒を制することができるのか?果たしてその結末は?
     あらすじはこんな感じです。ヤクザと刑事が殺人鬼を追い詰めるけど話が二転三転ってこともなければ、実は全然見当違いでアッと驚く真犯人がいた、そんな捻りもありません。もう、早い段階で殺人鬼(キム・ソンギュ)が顔出し登場。組長、刑事、殺人鬼の三つ巴の追っかけっこを韓国ノワールお得意のやり過ぎ演出で魅せ、グイグイと作品に引きずり込んでいきます。映画通で知られるライムスターの宇多丸氏は、「韓国ノワールの“幕の内弁当”みたいな本作。いろんな美味しいものが詰め込まれていてサービス満点!」と評しています。なるほど!
     さて、マ・ドンソク兄貴です(劇中でも兄貴と慕われています)。監督も観客の期待を心得ています。オープニングから上腕二頭筋がブンブン唸ります。随所でブンブン唸ります。カーチェイスにも果敢に挑み、法廷シーンではクールに決めたりもします。さらには、心優しいおじさんの一面にホッコリしたりとドンソク兄貴てんこ盛りです。まさに大満足のドンソク幕の内弁当なのです。最後の落とし前のつけかたも必見です。
    今回はヤクザの組長という役どころなので強面要素が多く、暴力的なシーンや流血シーンもありますが、ドンソク兄貴に凶暴性を全然感じないのですよ。もっと言うなら安心感すら与えてくれるのです。不義理には徹底的に牙をむきますが、正義感と人情に溢れた筋の通った悪人。そんな“漢”なドンソク兄貴に惚れ惚れします。
     本作は、シルベスター・スタローン製作プロデュースの下、ハリウッドでのリメイクが決定しています。主演はマ・ドンソク本人。少年時代に家族とアメリカに移住しアメリカ国籍を持つ彼にとって英語は何の問題もないし、なにより、この役の魅力をつたえられるのは彼以外にはいません。子どもの頃にテレビでスタローンの「ロッキー」を観てボクシングを始め、“俳優になりたい!”と思った少年が、その憧れだったスターと一緒に映画を作る日が訪れるとは。ひとつの夢を叶えアジアから世界へと活躍の場を拡げるマ・ドンソクにこれからも目が離せません。
      ※「悪人伝」は8月28日(金)~9月10日(木)まで
       公式サイトはこちら http://klockworx-asia.com/akuninden/

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