JMAX THEATER とやま

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【とやま】スタッフおすすめ作品☆5/27(金)『オードリー・ヘプバーン』☆

2022.05.24 投稿

このところ、ハリウッド映画の主演俳優が続々と来日しています!画面で観るだけで伝わるスターのオーラにうっとりしますね。さて、本日はそんな、スターの中のスター、オードリー・ヘプバーンのドキュメンタリー映画をご紹介します!

 初主演作「ローマの休日」(1953)でアカデミー賞を受賞し、その後も「麗しのサブリナ」(1954)や「パリの恋人」(1957)、「ティファニーで朝食を」(1961)など、誰もが知る名作に出演し続け、世界中から愛されてきたオードリー・ヘプバーン。スターとしての名声を得た彼女ですが、実生活では愛される喜びを得られませんでした。華やかな世界の中心にいた彼女が、生涯をかけて「愛すること」を信じ、与えることを貫き「人生の最後に、自分ことを好きになれた」と語る、彼女の本当の人生とはー。

母親がオードリーの大ファンという、1994年生まれのヘレナ・コーン監督。このドキュメンタリーを作った理由は、当時のハリウッドでは常識だった「セクシーなスタイルと演技=女優」という定義から彼女がスタイルも見た目も違っていたこと、美しさの影でコンプレックスを抱え、様々な不安に苛まれ続けた人生に誰もが共感するだろうと思ったことだそう。過去の貴重なアーカイブ映像や、息子や孫などの近親者によるインタビュー映像をふんだんに盛り込み、これまで語られることのなかった側面を描いています。

 初めて観たオードリー出演作は「ティファニーで朝食を」なんですが、そのきっかけはファッション誌に「永遠のスタイル・アイコン」として取り上げられていたこと。本作を観るにあたりひさしぶりに観返しましたが、ドレスやネックレスなどディテールに夢中になっていた当時よりも、彼女の醸し出す品と清楚な佇まいが印象に残りました。それこそが、彼女の持つスター性なんでしょうね。「オードリー・ヘプバーン」はそのスター性を汚すことなく(ゴシップ的ではない)、真摯に彼女の本当の姿を描きたいという、監督の思いが伝わってくる作品です。

 ユニセフ国際親善大使として世界中の子供達のために、活動したオードリー。恐怖や憎しみに溢れる世界で愛の重要性を叫んだ彼女が、今の現状を知ったら、何と言うでしょうか…。本作における興行収入の一部は、ユニセフに寄付されるそうです。

 お早めにご覧ください!
※公式サイトはこちらから→https://audrey-cinema.com/

©️PictureLux / The Hollywood Archive / Alamy Stock Photo

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    【とやま】映画『大河への道』主演の中井貴一さん着用の衣装を展示中!

    2022.05.20 投稿

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    5/20(金)〜上映の映画『大河への道』

    落語家・立川志の輔さんによる新作落語「大河への道 伊能忠敬物語」を映画化。
    劇中で中井貴一さんが着用した衣装を当劇場にて展示中です!

    是非ご覧くださいませ♪

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    ©2022『大河への道』フィルムパートナーズ

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    【とやま】映画『メタモルフォーゼの縁側』のストーリーを掲出中!

    2022.05.07 投稿

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    女子高生と老婦人。ふたりをつないだのは、ボーイズラブ。

    「このマンガがすごい!」など数々の漫画賞を受賞した鶴谷香央理(富山県出身)の傑作漫画を映画化!

    さえない女子高生・佐山うららを芦田愛菜が、夫に先立たれ孤独に暮らす老婦人・市野井雪を名優・宮本信子が演じる。さらに高橋恭平(なにわ男子)、古川琴音、生田智子、光石研など多彩なキャストが脇を固め、傑作漫画を岡田惠和の脚本で映画化が実現!
    それぞれ別のさみしさを抱えたうららと雪が、BL漫画を通じて友情を育み、最初の青春と最後の青春が輝くさまを感動的に描く。
    歳の差58歳の二人のかけがえのない青春が起こす奇跡とはー。

    6/17(金)〜上映です!是非当劇場にてご鑑賞くださいませ♪

    公式サイト
    https://metamor-movie.jp

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    ©2022「メタモルフォーゼの縁側」製作委員会

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    【とやま】映画『幻の蛍』の伊林侑香監督がご来場されました!

    2022.05.02 投稿

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    本日、6/24(金)公開の「幻の蛍」伊林監督にお越し頂きました!
    監督サイン入りポスターも2階ロビーにて展示しております。
    また、前売り券も昨日より販売しております。
    ぜひ!ぜひ!
    お早めにお買い求めくださいませ。
    富山県オールロケ作品!「幻の蛍」ぜひ!ぜひ!

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    【とやま】スタッフおすすめ作品☆4/22(金)~5/3(火)『TITANE/チタン』☆

    2022.04.26 投稿

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    GW目前!遠くへ出かけるのも良いですが、近場で映画鑑賞はいかがでしょうか?本日は、好評上映中「TITANE / チタン」をご紹介します!

    ショーガール(ダンサー)のアレクシアは、幼い頃に交通事故で重傷を負い、大きな傷跡が残るほどのチタンプレートを頭蓋骨に埋め込んでいました。その情熱的なパフォーマンスによって人気を博しますが、それとは裏腹に、車に対し異常なほどの執着心を抱き、危険な衝動に駆られるようになります。罪を繰り返し逃亡する中で、行方不明者になりすましたアレクシアは、その父である消防士ヴァンサンと出会い、奇妙な共同生活を始めることに。しかし、彼女の身体に変化が起こり…。

     「RAW 少女のめざめ」で鮮烈なデビューを飾ったジュリア・デュクルノー監督が、頭にチタンプレートを埋め込まれた主人公が辿る数奇な運命を描き、2021年カンヌ国際映画祭でパルムドール(最高賞)に輝いた本作。同年の出品作には、アカデミー国際長編映画賞を受賞した濱口竜介監督「ドライブ・マイ・カー」や、レオス・カラックス監督のミュージカル作品「アネット」など、錚々たる作品が揃っていました。審査委員長であるスパイク・リー監督が本作の革新性を大きく称賛していましたが、確かに「%$?&!こんな映画観たことない!!」が、観終えてすぐの感想でした。

    「交通事故/車/肉体」の3つがストーリーにおいて重要な要素となっている点が、塚本晋也監督の「鉄男」を思い出させます。また、前作と共通するのは「変化/成長」についてホラーをベースに描いているところ。薬を打ち続けるヴァンサン、その息子になりすますため身体を隠すアレクシア…身体の変化に心が追いついていないのは、性別も年齢問わず、誰しもが共感できる「恐怖」なのかもしれません。鑑賞後に本作について調べたところ、デュクルノー監督は「男性にできて、女性にできないことは何もない」と産婦人科医の母から教わり、皮膚科医の父も含めた両親の医学書を幼い頃から眺め、肉体への興味を募らせていたそう。6歳で「悪魔のいけにえ」に出会い…と、書いているだけでお腹が痛くなってくるような、筋金入りのボディホラー狂のようでした。詳しくは書きませんが、お腹を押さえたくなるシーンがとても多いのも納得です(笑)


    ホラー映画が復活の兆し。5月3日までの上映です!お早めにご覧ください!!

    公式サイトはこちらです。→https://gaga.ne.jp/titane/
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    © KAZAK PRODUCTIONS – FRAKAS PRODUCTIONS – ARTE FRANCE CINEMA – VOO 2020

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    【とやま】スタッフおすすめ作品☆4/22(金)~『カモンカモン』☆

    2022.04.24 投稿

     いつも JMAX THEATERとやま をご利用いただきありがとうございます。春休み期間中は連日多くのお客様にご来館いただきました。映画のある日常っていいなぁと改めて思いました。さて、今回紹介する映画は「カモン カモン」です。既に22日から上映は始まっていますが、それでも紹介したい大推薦の作品です。「ジョーカー」でアカデミー賞の主演男優賞を受賞したホアキン・フェニックスが数ある出演オファーの中から次に選んだのは、狂気から一転、9歳の子どもと過ごす日々を描いた優しい物語です。

     ニューヨークでラジオジャーナリストとして一人で暮らすジョニー(ホアキン・フェニックス)は、アメリカ中を回って子どもたちにインタビューしているラジオジャーナリスト。ある日、ロスアンゼルスに住む妹ヴィヴはある事情で家を空けることになり、9歳の息子ジェシー(ウディ・ノーマン)の世話をジョニーに頼むことに。突然始まった伯父と甥っ子の共同生活は子育て経験のないジョニーには戸惑いの連続です。そして、仕事のためにニューヨークに戻ることになったジョニーは、ジェシーも一緒に連れて行くことにします。好奇心旺盛なジェシーのストレートな質問や突飛な行動に手を焼きながらも二人は次第に心の距離を縮めていきます。

    この作品で重要な核となっているのが、ドキュメンタリー・パートとも言える、ホアキン・フェニックスが子どもたちに実際にインタビューをしているシーンです。「未来はどんなふうになると思う?」「この世界は公平だと思う?」「もし両親があなたの子どもだったらどんなことを教えたい?」。答えに台本はありません。自分の考えを自分の言葉で真っ直ぐに話す子どもたち。そしてそれに耳を傾けるホアキン・フェニックスの笑顔のなんと穏やかなことか!一見、映画の本筋とは無関係に思えるこのインタビューシーンですが、この子どもたちの答えに対して大人たちが示すべき姿や目指すべき社会をジョニーとジェシーを通して監督は描いたのではないでしょうか。子ども目線、大人目線、どちらにも偏ることなくジョニーとジェシーを対等な関係で描いた点にも好感が持てました。

    監督・脚本はマイク・ミルズ。彼は「人生はビギナーズ」では父親との、「20センチュリー・ウーマン」では母親とのエピソードをもとに映画を作りました。今回の「カモンカモン」では自分の子どもと接する中で作品の構想を思いついたとのことです。前の2作での監督の思いは父や母との過去へ向かっていましたが、今作は未来へ向かっています。映画の中でジェシーが「カモン!カモン!」と訴えます。作品のタイトルにもなっているこの言葉にはとても素晴らしい訳がついています。ジョニーとジェシーの、そして全ての人の未来に向けて「カモン!カモン!」の言葉が響きます。

    ※ 公式サイト→https://happinet-phantom.com/cmoncmon/
    ※ 現在、富山県内当館のみ上映中!!
    ぜひ、お早めにご鑑賞下さいませ。

    © 2021 Be Funny When You Can LLC. All Rights Reserved.

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    【とやま】アカデミー賞候補作を是非劇場で!上映作品のご紹介

    2022.03.20 投稿

     いつも JMAX THEATERとやま をご利用いただきありがとうございます。
    来週、日本時間の3月28日(月)に世界中が注目する映画の祭典、第94回アカデミー賞授賞式が開催されます。そこで、当館で現在上映中、またこれから上映するノミネート作品についてアカデミー情報を交えながら紹介したいと思います。

     先ずは、作品賞はじめ7部門にノミネートされた「ウエスト・サイド・ストーリー」。オリジナル版は第34回に作品賞含め10の賞を受賞しています。今回のスピルバーグ監督のリメイク版では、プエルトリコ系移民のグループ<シャークス>のリーダー ベルナルドの恋人アニータ役のアリアナ・デボーズが助演女優賞の大本命といわれています。オリジナル版でもアニータ役のリタ・モレノが同賞を受賞しています。同じ作品で同じ賞を受賞すれば史上初となります。「ウエスト・サイド・ストーリー」は24日迄の上映です。アリアナ・デボーズのキレッキレのダンスは必見!どうぞお見逃しのないように。
     そして、作品賞含め7部門ノミネートのケネス・ブラナー監督「ベルファスト」は25日からの上映です。故郷北アイルランド・ベルファストで起こった宗教紛争。激動の日々の中を逞しく生きる家族の姿を子供の視線を通して美しいモノクロ映像で綴った自伝的な一作です。同じく25日から上映開始なのが、作品賞含め4部門ノミネートのギレルモ・デル・トロ監督「ナイトメア・アリー」です。半魚人とか妖怪とか怪獣とか、非人間を造作したホラーやダーク・ファンタジーのイメージが強いオタク気質のデル・トロ監督。彼が人間とどっぷり向き合った作品というだけでも興味深い一作です。「真実、嘘、大衆迎合、詐欺、何かにすがりつきたい人々を描いている。今の時代の不安が反映されている。」作品に対する監督のコメントですが、デル・トロ監督のエッセンス満載です。

    そしてもう一作。濱口竜介監督「ドライブ・マイ・カー」。作品賞、監督賞、脚色賞、国際長編映画賞の4部門にノミネートされています。作品賞と脚色賞のノミネートは日本映画史上初。監督賞は「乱」の黒澤明監督以来36年ぶりです。凄いですね。いろんなゴタゴタがあってダイバーシティに取り組み、ボーダーレス、ジェンダーレスに面白いものを評価する姿勢をみせるアカデミー賞。「ドライブ・マイ・カー」は派手な作品ではありませんが、丁寧に言葉を選びながら登場人物の心の内に潜む想いを活写する濱口監督の演出は世界中から高い評価を受けています。一昨年の作品賞「パラサイト 半地下の家族」のポン・ジュノ監督、昨年の作品賞「ノマドランド」のクロエ・ジャオ監督と、アジアの才能が注目を集めるアカデミー賞。「ドライブ・マイ・カー」への期待が高まります。昨年9月に上映し最近アンコール上映も行いましたが、まだまだお客様の観たい!の声が止まりません。そこで25日より再々上映を行います。アカデミー賞での日本映画の快挙をお客様と一緒に後押ししたいと思います。ご来館お待ちしています。

     and the OSCAR goes to・・・

     

    【とやま】スタッフおすすめ作品☆3/4(金)~3/17(木)『さがす』☆

    2022.02.28 投稿

    いつも JMAX THEATERとやま をご利用いただきありがとうございます。気ままに映画のことを語れる当たり前の日常がある。それがどれだけ幸せなことなのかをこれを書きながらひしひしと感じています。映画や音楽、世界から戦争をなくすためにもエンタテイメントの力は必要です。きれいごとと言われるかもしれませんが、そう信じています。一日も早く戦禍の街に平和が訪れることを祈ります。

     幼児から高齢者までSNSが生活ツールとして欠かせない社会になりました。そこは虚実ない交ぜの世界。危うい問題を幾つも抱えています。昨年に当館で上映した「由宇子の天秤」のような社会の暗部や軋みに踏み込んだ作品というのは今の日本映画の流れのひとつなのですが、その流れの中から衝撃作が出てきました。4日から上映が始まる「さがす」です。知り合いから「これヤバいよ」とだけ聞かされて観たのですが…、ヤバいです。何がヤバい?とにかくヤバいんです。観てください!

     原田智(佐藤二朗)と楓(伊東蒼)は父娘の二人暮らし。母親は亡くなっていません。父の智が「懸賞金300万円の指名手配中の殺人犯見たんや」と言った翌朝から行方不明に。そして父をさがす娘の楓は工事現場で父を見つけます。しかし、原田智と名乗るその男は指名手配中の殺人犯でした。えっ?!何?どういうこと??ってなりますよね。本作はオリジナルストーリーですが実際の事件もベースになっています。現代社会に巣くう蜘蛛の糸に絡まった父と殺人犯の関係は徐々に明かされていくのですが、後半に物語は速度を増しながら転がり出します。観ている側の予想の斜め上をいく展開にあんぐりと口が開きっぱなし。社会の暗部に切り込む一級のサスペンスであり、父娘の強い絆で結ばれた愛の物語でもあるという。巧みなストーリーテリングに脱帽です。

     本作の片山慎三監督は、「パラサイト」でアカデミー賞作品賞を受賞したポン・ジュノ監督の下で助監督として映画作りを学んでいました。時折出てくる緊迫した場面での可笑しみのあるセリフや仕草が韓国映画を彷彿させます。そしてこの作品にさらなる厚みを加えているのが佐藤二朗です。TVのクイズ番組の司会やCMで見せるような“とぼけたひょうきんな人”、そんなイメージを持ってらっしゃるのであればそのイメージは間違いなく一変します。そして佐藤二朗という役者の底知れない不気味さに魅了されることでしょう。是非、当館で体感してください。「さがす」はJMAX THEATERとやま 一館での上映となっています。

     さて、3月はアカデミー賞の授賞式があります。作品賞や監督賞含め4部門にノミネートされた濱口竜介監督の「ドライブ・マイ・カー」を熱い要望に応え現在アンコール上映中です。日本映画初の快挙となるか?賞の行方が気になります。他にも3月はノミネート作品をいくつもラインアップしています。どうぞお楽しみに!

     ※「さがす」は、3月4日~3月17日まで
     ※ 公式サイトはこちらhttps://sagasu-movie.asmik-ace.co.jp/

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    ©2022『さがす』製作委員会

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    【とやま】スタッフおすすめ作品☆2/25(金)~3/10(木)『クレシェンド 音楽の架け橋』☆

    2022.02.24 投稿

    いつもJ MAX THEATERとやまをご利用頂きまして、誠にありがとうございます。

    日が長くなってきて少しずつ春の到来を感じる今日この頃。本日は、2/25公開「クレッシェンド 音楽の架け橋」をご紹介します!

    世界的に有名なドイツ人指揮者スポルクは、紛争中のイスラエルとパレスチナの若者を集め「平和を祈る」コンサートを開くための、オーケストラ育成プロジェクトに参加することになりました。家族の反対や軍の検問を乗り越え、オーディションを勝ち抜いた彼らでしたが、互いに激しくぶつかり合ってしまいます。スポルクは彼らの心をひとつにすべく、コンサートまでの21日間、合宿をすることに。少しずつ打ち解けていく彼らに、コンサート前日にある事件が起こり…。

     「世界で最も解決が難しい」とされるイスラエル・パレスチナ紛争において本作はまるであり得ない話のように思えますが、実は、現代クラシック音楽界を代表する巨匠指揮者ダニエル・バレンボイム率いる「ウェスト=イースタン・ディヴァン管弦楽団」から着想を得ています。米文学者エドワード・サイードと共に中東の障壁を打ち破ろうと1999年に設立し、「共存への架け橋」を理念に世界中でツアーを行うなど、現在も活動中です。オーケストラだけでなく、育った環境・文化・宗教が異なる人たちが一緒に何かをすることは、どんなことにも困難は付き物。とくに「言語・言葉」が異なる場合、どうしてもそのハードルは高くなりますよね。ドロール・ザハヴィ監督は「世界中で広がっている、不寛容や分断の流れに一石を投じたい」という思いを込め、本作を撮ったそうです。

    超高層ビルで優雅にレッスンしている者や、爆撃音の中でレッスンに励む者。2つの国の若者たちの対立と葛藤、友情と恋。「言語・言葉」には限界がありますが、彼らが共感できる唯一の「音楽をやりたい」という思い。指揮者スポルクも彼らとは異なる背景を持ち、皆が音楽の力を信じています。劇中に流れる音楽は、パッヘルベルの「カノン」、ヴィヴァルディの「四季・冬」など、みなさん一度は聴いたことがあるクラシックの名曲たち。タイトルの「クレッシェンド」とは音楽用語で「だんだん強く」を指しますが、監督は「成長する」という意味も込めたそうです。ラストのオーケストラ演奏では、皆のその思いが見えるようでした(ある曲に注目!)。ここ最近の緊迫した情勢ニュースを耳にする中で観たこともあり、戦争なんていつの時代もあってはならない、という気持ちがますます強くなりました。彼らが合宿するイタリア・南チロルで自転車を漕いだり共に過ごす様子に、みんながこんな風に並行できる世界がいいな…と思います(戦争が始まったらどんな美しい場所も消えてしまうんですよ…涙)。

     オーケストラの演奏が映画館の立派な音響で体感できるのも、本作の醍醐味のひとつ。お早めにご覧ください!

    「クレッシェンド 音楽の架け橋」2/25(金)~3/10(木)まで
    https://movies.shochiku.co.jp/crescendo/

    お早めにお越しください。

    J MAX THEATERとやま

    ©CCC Filmkunst GmbH

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    【とやま】本日2/23(水・祝)映画「真白の恋」上映会に、坂本欣弘監督、佐藤みゆきさん、岩井堂聖子さん、福地祐介さんご登壇!

    2022.02.23 投稿

    いつもJ MAX THEATERとやまをご利用頂きまして、誠にありがとうございます。

    本日、TLO設置10周年記念上映会と致しまして、「真白の恋」の上映が行われました。坂本欣弘監督をはじめ、佐藤みゆきさん、岩井堂聖子さん、福地祐介さんにご登壇頂きました。

    「なぜ、舞台を新湊内川にしたのか?」
    「上映から5年経った今、どんな反響があったか?」などをはじめ、ご来場頂いたお客様からの質問にお答え頂き、本当に和やかな雰囲気でしたね。
    サプライズ企画も無事に成功し、とても貴重な会となりました。
    坂本監督もおっしゃてましたが、東京では撮れないものが富山にあり、それを富山県ロケーションオフィスの皆さんが関わってくれたお陰で、素敵な作品になったとお話されてました。

    初めて、ご鑑賞されるお客様も多く、大切な人におすすめ出来る、ずっとずっと忘れられない作品が「真白の恋」だと思います。

    本当に素敵な上映会となりました。
    お足元の悪い中、たくさんのお客様にご来館頂きまして、誠にありがとうございます。

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