JMAX THEATER とやま

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【とやま】スタッフおすすめ作品 ☆12/3(金)~12/16(木)「梅切らぬバカ」☆

2021.12.02 投稿

 いつも J MAX THEATERとやま をご利用頂きありがとうございます。12月になりました。一年が過ぎるのは本当に早いですね。J MAX THEATERとやま は、12月も話題作、注目作が目白押し。そんな中から今回はキラッと光る日本映画「梅切らぬバカ」を紹介します。この映画は、「上映しないの?」「観たい!」と多くのお客様からリクエストの声があった作品でもありました。お客様のご要望にお応えできて当館としても大変嬉しく思っています。是非、沢山の皆さんにご覧いただきたい作品です。

占い業を営む山田珠子(加賀まりこ)は、自閉症の息子・忠男(塚地武雅)とふたりで暮らしています。庭に一本の梅の木が生えているのですが、その枝は塀を越え、私道にまで乗り出し通行の妨げになっていました。隣家に越してきた里村茂は、そんな梅の木と予測のつかない行動をする忠男を疎ましく思っています。自分がいなくなった後の忠男の人生を考えた珠子は、知的障害者が共同生活を送るグループホームへ忠男を入居させます。新しい環境での生活に戸惑う忠男は、ある晩、近隣住民を巻き込むトラブルを起こしてしまい・・・。

 生きていくうえでは否が応でも他者と関わっていかなければなりません。その中では、いろいろなトラブルや行き違いが起こります。本作でも、隣人、グループホーム、近隣住民といった自閉症の忠男を取り巻く様々な立場の人たちの思惑が交差します。珠子は「お互いさまですよね」と諭します。自閉症に限らず、正しく理解し少しだけ相手の立場で物事を考えられる寛容さがあればきっと良い社会に向かうのではないでしょうか。多様性を尊重する社会や働き方改革といった大きな時代の流れへの問題意識を持つことも大事ですが、本作のような日々の営みの中で自分の身近に起こりうる問題について理解を深めることがその第一歩になるはずです。

 本作のタイトルは『桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿』という言葉がもとになっています。桜は枝を切ると枯れてしまう事があり、反対に梅は枝を切らないと良い実がつきません。樹木それぞれの特徴に合わせた世話が大切だという教えです。転じて、人との関わりにおいても、相手の性格や特徴を理解しようと向き合うことが大事だという戒めになっています。監督は、映画の中で障害の象徴でもあった梅の木を切ることも考えていたそうです。しかし、実生活においても現在のパートナーの男性の息子さんが自閉症だという母親役の加賀さんから「梅の木が切られたり、根こそぎ持ってかれるのは、自分の人生が否定される気がする」との言葉を受け、障害のある側が変わるのではなく周りのちょっとした変化を描くことを大切にした、と脚本を変更したこと明かしています。切らなければならない枝などない、そんな優しい社会になればいいですよね。

 ※「梅切らぬバカ」は12月3日~12月16日の2週間上映
 ※ 公式サイト→https://happinet-phantom.com/umekiranubaka/
©2021「梅切らぬバカ」フィルムプロジェクト

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    【とやま】スタッフおすすめ作品 ☆11/26(金)~12/9(木)「メインストリーム」☆

    2021.11.24 投稿

    いつもJ MAX THEATERとやまをご利用頂きまして、誠にありがとうございます。
    ずいぶんと寒くなりましたが、熱い作品の公開はまだまだ控えています!今日は26日から公開の「メインストリーム」をご紹介します!

    ロサンゼルスで暮らす映像作家志望のフランキー。Youtubeに動画を投稿し「いつか誰かの心に響けば」と思いながら、寂れたコメディバーで生計を立てていました。ある日、天才的な話術と奇妙な雰囲気を持ち合わせた男性リンクと出会い彼に魅了されたフランキーは、作家志望の友人ジェイクを巻き込み本格的な動画制作に打ち込んでいきます。破天荒でシニカルなリンクの言動は話題を呼び、瞬く間に人気YouTuberに。しかし、その名声、つまり「いいね!」の数は、いつしかリンクの人格を歪ませ、世界中のネットユーザーから強烈な批判を浴びることに…。

    フランシス・フォード・コッポラの孫であり、ソフィア・コッポラの姪でもある、ジア・コッポラ監督の長編第2作目となる本作は、人気YouTuberへと駆け上がろうとする若者たちの野心と狂気を描いたコメディドラマです。人気Youtuberのリンク役に「アメイジング・スパイダーマン」のアンドリュー・ガーフィールド、彼に魅了されながらも翻弄されるフランキー役をイーサン・ホークとユマ・サーマンの娘であるマヤ・ホークが務めます。前作に引き続き「怪しげな男に惹かれる女」が登場し、SNSの持つ「他者からの評価」や「華やか(に見える)世界」によって2人の関係性が崩れていく様を、あえてキャッチ―な絵文字やポップな映像を用いて描きます。

     これまで以上に「結果」や「数字」が求められるようになった現代で、SNSやYoutubeによって、本作のように道を踏み外してしまう人もいるでしょう。けれど、以前よりはぐっと、自ら行動し発信することが簡単にできる、それが良い側面もあることも否定はできません。今一度、本作を観て「SNSとの付き合い方」をじっくり考えてみてはいかがでしょうか?電源をオフにして映画館で映画を観ることも、そのひとつです!

     それにしても、当館で上映した「アンダー・ザ・シルバーレイク」といい、アンドリュー・ガーフィールドはこういった「何者かになりたい悩める若者」を演じるのが とても似合いますよね。ヒーローを演じて、自問自答しているとでも言わんばかりに…(笑)

     ぜひ劇場でご覧ください!

    「メインストリーム」 11/26(金)~12/9(木)2週間限定上映!!お早めに!!
    https://happinet-phantom.com/mainstream/

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    © 2020 Eat Art, LLC All rights reserved.

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    【とやま】本日、映画『TOVE/トーベ』CHILLING STYLEオーナー大澤様に語って頂きました♪

    2021.11.14 投稿

    いつもJ MAX THEATERとやまをご利用頂きまして、誠にありがとうございます。

    本日は富山市民プラザ内にある和と北欧ライフスタイルショップCHILLING STYLEの
    オーナーである大澤寛様にお越し頂き、映画『TOVE/トーベ』上映前にトーベの人生
    とムーミンの物語との繋がりやフィンランド建国の背景について語って頂きました!

    普段自分で調べて知る機会というのもなかなかないようなお話で皆様興味深く聞かれて
    いました。今から『TOVE/トーベ』を観るお客様はより映画への期待が高まったことと
    思います。
    短い時間ではありましたが、穏やかな時間が流れる和やかなトークイベントとなりました!

    ムーミンが好きな方は是非『TOVE/トーベ』を観て、トーベヤンソンの人生とムーミン家族の
    歴史を比べてみてください♪

    只今上映を記念して、CHILLING STYLE様とのコラボキャンペーン“映画「TOVE/トーベ」
    もっと知りたくなるムーミンの世界キャンペーン”を開催中です!!
    そのままインテリアにもなるB2本国ポスターや非売品プレス、ここでしか手に入らない
    貴重なグッズが当たるプレゼントキャンペーンです!
    是非『TOVE/トーベ』鑑賞の後はCHILLING STYLEさんに寄ってみてください!
    素敵なムーミングッズや北欧雑貨をたくさん扱われていますよ♪

    プレゼントは無くなり次第終了ですので、ご鑑賞・お買い物はお早めに!

    CHILLING STYLE 公式HP https://chillings.theshop.jp/
    「TOVE/トーベ」公式HP https://klockworx-v.com/tove/

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    【とやま】スタッフおすすめ作品 ☆11/5(金)~11/18(木)富山出身・瀧内公美さん主演『由宇子の天秤』☆

    2021.10.31 投稿

    11月もたくさんの国内作品の公開が控えています!その中でも、皆様に絶対観て欲しい「由宇子の天秤」をご紹介します!

     ドキュメンタリーディレクターの木下由宇子。父が経営する高校生向け学習塾を講師として手伝いながら、高校生自殺事件のドキュメンタリー番組を制作しています。生徒の自殺理由は教員との交際が理由とされていましたが、それはいじめの隠蔽を図ったねつ造という報道があり、さらに生徒との交際は事実無根という遺書を残し、教員も自殺。生徒と教員の家族に取材した由宇子は、テレビ局の方針と対立を繰り返しながらも、事件の真相や問題に光を当てようとします。そんな時、父から思いもよらぬ〝衝撃の事実〞を聞かされ、彼女の信念は揺らぎ、究極の選択を迫られます…。大切なものを守りたい、しかしそれは同時に自分の「正義」を揺るがすことになるー。

     2018年に、家族を知らない男が親友と婚約者の間で揺れる「かぞくへ」デビューした春本雄二郎監督が手がけた本作は、第71回ベルリン国際映画祭のパノラマ部門にノミネートされたほか、アジア最大の国際映画祭、第25回釜山国際映画祭コンペティション部門で最高賞となるニューカレンツアワードを受賞したドラマ映画です。2014年に起こった、あるいじめ自殺から派生したネットリンチ事件がきっかけとなり作られた本作は、「何を真実として人は正義を振りかざすのか」、「何をもって正しさとするのか」が描かれています。手ぶれのカメラ撮影やBGMがないこともあり、ある種、由宇子を記録したドキュメンタリーのようにも観える作品になっています。

     正義感が強くドキュメンタリーディレクターとしての自信も自負もある由宇子と、住んでいる街と父の経営する塾や、そこへ通う生徒たちにも家族にも情がある講師としての由宇子。映像を都合よく編集しろと言うテレビ局側に抗うシーンと、対比するように描かれる、物語のキーとなる高校生・萌が塾で起こした問題に目をつぶるシーン。どちらも本当の彼女に違いないのですが、どちらの視点で物事を捉えるかによって、そのあとの気持ちや行動、選択するものが大きく変わります。発する側と受け取る側の狭間で揺らぐ弱さ。人は誰もが善悪のグラデーションの中で生き、限りなく平行に近づけられるように、日々、心の天秤を調整しながら生きている。そんな風に感じました。

     この難しい役、由宇子を演じたのが富山県出身の俳優・瀧内公美さん。監督の前作を観たご自身で出演を希望したということから、思い入れの強い作品ということがわかりますよね。間違いなく代表作です!瀧内さんのコメントが富山経済新聞に載っております。こちらもぜひチェックしてみてくださいね。
     https://toyama.keizai.biz/headline/1242/

    公式HP→https://bitters.co.jp/tenbin/
    ©️2020 映画工房春組 合同会社

     11月現在、富山はもちろん北陸での上映は当館のみ。ぜひ劇場でご覧ください!

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    【とやま】10/28(木)で『鳩の撃退法』が上映終了致しました!!タカハタ監督、お越し頂き、ありがとうございました!!

    2021.10.30 投稿

    いつもJ MAX THEATERとやまをご利用頂きまして、誠にありがとうございます。
    10/28(木)で、映画「鳩の撃退法」の上映が終了致しました。
    2カ月間、ありがとうございました。たくさんのまちなかのお店でパネル展やポスター掲出して頂きました。
    誠にありがとうございます。
    最終日に、再度、タカハタ監督がご来場され、ご鑑賞されました。一緒にご鑑賞された方はお気付きでしたか?
    こっそり来られてましたね。
    映画『鳩の撃退法』はまちなかの皆様をはじめ、たくさんの方々に応援して頂いた作品です。
    私達、J MAX THEATERとやまにとっても、ロケ地となった映画館として、本当に貴重な作品です。
    また、まちなかの皆さんにとってもロケ地となった貴重な作品になりましたね。
    タカハタ監督、本当にありがとうございました。

    監督からの愛を受け取りました。
    また、ぜひ、富山にお越しください。お待ちしております。
    まちなかの店舗の皆様の笑顔と共に。。。

    本当にたくさんの皆様のご協力に感謝いたします。
    尚、『鳩の撃退法』謎解きラリーは10/31(日)までです。
    最後まで、楽しんで下さいね~。

    J MAX THEATERとやま

     

    【とやま】『映画を観て、まちなかを満喫しよう!~特別版③~』「ライトハウス」×「環水公園、富岩水上ライン」

    2021.10.30 投稿

    いつもJ MAX THEATERとやまをご利用頂きまして、誠にありがとうございます。

    J MAX THEATERとやまとまちなか店舗とのタイアップ企画!!と致しまして、
    まちなかのお店の紹介と店主のおすすめ映画紹介を今後、不定期ではございますが実施致します!!

    まず、第3弾!!『環水公園、富岩水上ライン』富山県庁観光振興室 森様!!
    まずは森様のおすすめ映画作品紹介から、掲載致します。
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    皆さん初めまして。富山県庁観光振興室の森と申します。
    環水公園でのイベントや富岩水上ラインを担当しています。

    J MAX THEATERとやまさんと富岩水上ラインではお得な相互割引サービスをしていますので、
    映画鑑賞とあわせて環水公園、富岩水上ラインもご利用ください。
    また、環水公園では、今年からリニューアルした素敵なイルミネーションも始まっていますよ!
    https://fugan-suijo-line.jp/?tid=100355
    https://www.info-toyama.com/event/80042/

    さて、私からは、映画『ライトハウス』を紹介します。

    出演は、ロバート・パティンソン × ウィレム・デフォー
    本当に出演者はほぼこの二人だけ。
    そして、全編モノクロ。
    およそ今世紀の映画と思えない・・・と興味をそそられて観てみました。

    内容をざっくり言うと、反りの合わない男二人がいがみ合って、罵りあう。
    ほぼ全編そんな感じです。
    まれに打ち解けますが、また元通り喧嘩を始める。延々とその繰り返し。

    しかも、途中から嵐は来るわ、二人ともアルコールに溺れていくわ、
    状況がどんどん悪化していくし、狂っていく。
    文字にすると全く救いがないですが、なんとこれが面白いんです!

    おぞましく、美しく、時に神秘的な映像。
    色がないのに、鮮やかなんです。(何言ってるかわかりませんが、実際そうなんです。)
    そして名優二人の怪演に、険悪な場面なのになぜか引き込まれ、気づいたら瞬きも忘れている。そんな体験でした。

    映画通でも神話に詳しい人でもないので、色々分からない部分は残るんですが、
    それはそれとして面白く、他に類のない映画を見たという満足感がありました。

    この面白さの理屈が分からないので、言葉では説明できません。(すみません)
    ぜひ映画館でご覧ください!
    「ライトハウス」の公式HPはこちら→https://www.transformer.co.jp/m/thelighthouse/
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    次に、『環水公園、富岩水上ライン』の紹介を簡単に。
    富山県庁観光振興室 森様がご担当の「環水公園の富岩水上ライン」は、11/23(火・祝)までの期間限定となっております。
    皆さん、環水公園に行ってはお散歩したり、紅葉を見たり、美術館に行ったりと何かとご利用されていらっしゃるかと思います。
    ぜひ、この期間限定の水上ラインや環水公園、駅北でのお楽しみイベントをご利用下さい。
    待ちに待ったクリスマスももうすぐ。
    ちょっと肌寒いけど、外で遊ぶには気持ちのいい季節になっています。
    環水公園ではイルミネーションも開催中です。ご家族で、ご友人と、恋人とぜひぜひ環水公園へお越し下さい。
    そして、J MAX THEATERとやまと水上ラインの半券サービスも行っております。ぜひ、ご利用下さい。
    公式HPはこちら→https://fugan-suijo-line.jp/です。
    ※富山駅やとやまのまちなかにお出掛けしましょう!!
    今日は環水公園で散歩して、美術館に行って、水上ラインに乗って、岩瀬浜へ。
    明日はまちなかへ行って映画を観て、まちなかの店舗でお食事して。買い物して。
    楽しい休日をお過ごしください♪

    J MAX THEATERとやま

    © 2019 A24 Films LLC. All Rights Reserved.

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    【とやま】本日、映画「鳩の撃退法」タカハタ監督にご登壇頂きました!!

    2021.10.24 投稿

    いつもJ MAX THEATERとやまをご利用頂きまして、誠にありがとうございます。
    本日、映画「鳩の撃退法」のタカハタ監督にお越し頂き、ご登壇頂きました。

    短いお時間の中、また、ご多忙の中、富山の皆さんに会いたいという監督の想いと
    ロケ地でもあるまちなかの映画館としての私達の想いとが合わさって、実現致しました。
    皆さんもずっと「監督いつ来られるのかな?」と待ちに待っておられたかと思います。
    舞台挨拶では、ご参加いただきました皆様からのご質問に丁寧にお答えいただき、
    また、何回観てもまた観たくなる!実に面白い作品である「鳩の撃退法」の魅力を
    存分にお伝えいただきました。

    さらに、富山は本当にいいところで、久しぶりに帰ってきてもやっぱりいいところだなーと
    思うのと同時に撮影は過酷で大変な中、行われたけれど、スタッフの皆さんのモチベーションが
    保たれたのは、富山のおいしい食べものやお酒と共に人の温かさもあり、本当に改めていいところだと
    おっしゃておられました。
    やっぱりうれしいですね!!
    とやまのまちなかにある映画館として、映画「鳩の撃退法」は最高の作品です!!
    10/28(木)で作品が終了となってしまいます。
    ぜひ、何回観ても面白い作品です!!
    今、観なくていつ観るのか?ぜひ、お早めにお越しくださいませ。

    「鳩の撃退法」は25日(月)~28日(木)は13:20回に上映しております。
    ぜひ、ぜひ、この機会をお見逃しなく!!
    尚、再々入荷致しましたパンフレットは残りわずかとなっております。
    こちらもお早めにお買い求め下さいませ。
    「鳩の撃退法」公式HPはこちら→https://movies.shochiku.co.jp/hatogeki-eiga/

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    【とやま】スタッフおすすめ作品 ☆10/8(金)~10/21(木)『アナザーラウンド』☆

    2021.10.05 投稿

    いつもJ MAX THEATERとやまをご利用頂きまして、誠にありがとうございます。
     富山県での新型コロナに関する制限も緩和され、飲食店でもお酒が飲めるようになりました。久しぶりに外でお酒が飲める。そんな開放感から羽目を外されませんように。楽しいお酒を飲んでください。そんなわけで、今回紹介するスタッフおすすめ作品はお酒にまつわる北欧映画「ANOTHER ROUND(アナザー・ラウンド)」です。“アナザー・ラウンド”という英語の意味は“もう一杯”。もう一杯、もう一杯とグラスを重ねていく先に待っている人生の悲喜劇を描いた本作は、今年のアカデミー賞国際長編映画賞を受賞した注目作です。

     主人公は高校教師のマーティン。妻のアニカとはすれ違いの毎日で二人の子供たちからも相手にされず会話がありません。そんなですから学校の授業にも力が入らず生徒の保護者からクレームを受ける事態に。同僚のニコライ、ピーター、トミーもそれぞれに悩みやストレスがあります。まさに中年の危機真っ只中の4人ですが、「血中のアルコール濃度を0.05%に保てば、仕事もプライベートもうまくいく」という理論があることを知り、それを証明すべく4人は体を張った実証実験を始めました。授業中にグビッ、空いた時間にグビッ。すると、マーティンの授業は今までとは一変。活気に満ち、生徒たちとの関係性も良好になっていきました。酒のおかげで同僚たちも人生が良い方向に向かっていきます。しかし、どんどん摂取量を増やしたために酒に飲まれてしまい状況は悪化。実験は制御不能に—。

     この映画はお酒を通して描かれる人生賛歌です。お酒自体を肯定も否定もしません。若者も中年危機のおじさんもそれぞれの現在地で悩みもあるし挫折することもあります。もちろん楽しみだって。若者とおじさんを対比させながら、まぁ長い人生いろいろあるけど頑張っていきまっしょ、と訴えかけてきます。作品のことを調べている中で知って驚いたのですが、映画の舞台となったデンマークには飲酒年齢を定めた法律がないそうです。親の同意があれば中学生でもお酒が飲めます。マーティンを演じたマッツ・ミケルセンも13歳頃からお酒を飲んでいたそうです。中年おじさん4人が酒に翻弄され人生のアップダウンを体験しているそばで、高校生がお酒最高!人生楽しんだもん勝ち!とバカ騒ぎするシーンもこれで納得できました。

     この映画は本作の監督トーマス・ヴィンターベアの娘アイダに捧げられています。マーティンの娘役でアイダは映画デビューをする予定でしたが、撮影開始直後に交通事故で亡くなってしまいました。撮影が行われた学校はアイダの母校で、登場する学生たちはアイダの実際のクラスメートです。作品中、ある喪失のエピソードが描かれています。アイダや彼女のことを思う監督や役者たちの悲しみが重なってきます。しかし、この映画はハッピーエンドで終わります。悲しみを乗り越えて未来へ希望を繋ぎます。亡きアイダへ贈る本作からの答えなんだと思います。人生に乾杯!

     ※「アナザー・ラウンド」は10月8日~10月21日まで 2週間限定!!お早めに!!
     ※ 公式サイトはこちら→https://anotherround-movie.com/

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    ©2020 Zentropa Entertainments3 ApS, Zentropa Sweden AB, Topkapi Films B.V. & Zentropa Netherlands B.V.

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    【とやま】『映画を観て、まちなかを満喫しよう!~特別版②~』「007 NO TIME TO DIE」×「BAR KNIGHT IN NIGHT」

    2021.10.05 投稿

    いつもJ MAX THEATERとやまをご利用頂きまして、誠にありがとうございます。

    J MAX THEATERとやまとまちなか店舗とのタイアップ企画!!と致しまして、
    まちなかのお店の紹介と店主のおすすめ映画紹介を今後、不定期ではございますが実施致します!!

    まず、第2弾!!『BAR KNIGHT IN NIGHT』オーナー山下様!!
    まずはご主人のおすすめ映画作品紹介から、掲載致します。
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    皆さん初めまして BAR KNIGHT IN NIGHT 山下浩樹と申します。
    街中にある映画館J-MAXは総曲輪を中心に情報発信の中心で普段から利用させていただいています。
    駐車場も映画鑑賞3時間のサービスがあり車で向かっても安心して出かけられるので助かりました。

    私が紹介するのは 待ちに待った[007 NO TIME TO DIE]、初日初回観てきました。
    実は、昨年に前売りチケットを購入済みでしたが,初日初回のチケットが欲しくて前日に購入し、
    前売りチケットは次回用もしくは取り置き用に回す事に・・・。
    ダニエル・クレイグのジェームズ・ボンド役の見納めとあって、この一か月間は開場直前の時間まで
    観たいのやら観たくないのやら複雑な気持ちでした。
    ボンドスーツで[007 NO TIME TO DIE]を観に出かけるファンも日本中で少なくないはず。
    私も大田口通りのテーラー「the most」で仕立ててもらったネービーのボンドスーツで出掛けました。
    もっと言うと、総曲輪通の「エル・サカエ」さんでオメガの「seamaster」を腕に輝かせたかったのだが・・・。

    さあ、本題に入ろう。緊張のオープニング、いざスタート。ライオン「ガオー!」 
    今作は、ジェームズ・ボンドはもちろんだがマドレーヌのスペクターで銃を嫌った訳やその後の驚きの環境変化、
    Qの私生活?が見えそうな自宅シーンや話題の女性の00にキューバの諜報部員パロマの存在など興味をそそられた。
    パロマは告知ではシックなドレスで興味があったが意外とオチャメ、でも強い強い!こちらも想像を裏切られた。
    なかでも、最凶の悪サフィンの存在に期待も高まる、何せスペクターのプロフェルドを凌ぐのか・・・。

    ボンドカーも見逃せない。ボンドカーと言えばアストンマーチンDB5。ただし、DB8も何度か登場する。
    改めてカッコいいなと思うが、縁あって1度運転した事があり思い出もひとしおだったなぁ。
    やっぱり音のいいJ-MAXで見てよかったですなぁ。

    毎回映画を観た後は、作りこみや名場面に過去のオマージュ作品など仲間とともに語りたくて仕方ないのだが、
    今日は何だかそんな気分ではない。昨日のロンドンでの公開でも今夜の日本のニュースや情報番組でも
    多分触れられないのではと思います。沢山の疑問や、展開の意味などこれからまた何度も見て検証して
    ダニエル・クレイグの最後の007をかみしめることにします。これ以上は書けない・・・。

    歴代ボンドの個性はそれぞれですが、男のダンディズムとでも言うのでしょうか「哀愁」なんぞはダニエル・クレイグが
    とびぬけているのではないでしょうか。私は評価が高くないかもしれないですがティモシーダルトンも好きで、
    クールさについてはダニエル・クレイグにもつながると思っています。

    BAR KNIGHT IN NIGHTでは[007 NO TIME TO DIE]公開期間中に『ボンド・カクテル』などを提供しており、
    それぞれお好きな歴代ボンド俳優の投票を行っております。
    ささやかですが、抽選で 7名様 にBAR KNIGHT IN NIGHTロゴ入りグラスをプレゼントしております。

    公開初日の今夜もいろんな感想をもって007ファン仲間が集まり語りました。
    映画を鑑賞後に、私同様に複雑な感情かたりましょう。お待ちしております。

    BAR KNIGHT IN NIGHT 山下浩樹  富山市総曲輪3-2-6 B1 
    「007 NO TIME TO DIE」公式はこちら→https://www.007.com/no-time-to-die-jp/
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    次に、お店の紹介を簡単に。
    富山県富山市にあるバー「BAR KNIGHT IN NIGHT(バー ナイトインナイト)」は、
    自分の時間をゆっくりとお愉しみいただける空間です。
    昔から続くお店が多いエリアの中でも、大通りから少し入った細道の階段を降りた先にあります。
    素敵なマスターとの会話を愉しみながら、ゆっくりと過ごすカウンター席がおすすめです。
    公式HPはこちら→https://www.knight-in-night.com/
    そんなマスターの作るカクテルは最高です!!
    特にフレッシュで大ぶりないちごを使った「KAHANA」は男女ともに人気のカクテルです!!
    ぜひ、「007」をご鑑賞の後はBAR KNIGHT IN NIGHTへお越しください。
    「007」が大好きなお客様も集まる素敵なお店です。


    J MAX THEATERとやま

     

    【とやま】『映画を観て、まちなかを満喫しよう!~特別版①~』「vege&barシンバル」×「レミニセンス」

    2021.09.23 投稿

    いつもJ MAX THEATERとやまをご利用頂きまして、誠にありがとうございます。

    J MAX THEATERとやまとまちなか店舗とのタイアップ企画!!と致しまして、
    まちなかのお店の紹介と店主のおすすめ映画紹介を今後、不定期ではございますが実施致します!!

    まず、第一弾!!『vege&barシンバル』オーナー山本様!!
    まずはご主人のおすすめ映画作品紹介から、掲載致します。
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    皆様はじめまして。
    vege&barシンバルのオーナーの山本です。

    私が紹介するのはこちら。

    全世界渇望のハリウッドSFサスペンス超大作『レミニセンス』です!

    都市が海に沈み、水に支配された世界で、
    【記憶潜入(レミニセンス)エージェント】として暗躍するニックに、検察から仕事が舞い込む。
    新興勢力のギャング組織の男が瀕死の状態で発見された。
    彼の記憶に潜入し、ギャングの正体と目的を掴めという依頼だ。
    彼の記憶から映し出された、事件のカギを握る謎の女性メイを追って、
    多くの人をレミニセンスするニック。
    だが、膨大な記憶と映像に翻弄されたニックは、予測もしなかった陰謀へと巻き込まれていく・・・。

    私が敬愛する映画監督のうちのひとりクリストファー・ノーランの
    弟であるジョナサン・ノーランが製作を務め、
    ジョナサンの妻であるリサ・ジョイが監督&脚本を務めるこちらの作品。
    ちなみに、クリストファー・ノーラン作品の中でも、
    私が特に好きな三作が『メメント』『ダークナイト』『インターステラー』なのですが、
    その三作全てにジョナサン・ノーランが原作もしくは脚本として関わっています。
    ジョナサンが関わると、(良い意味での)人間臭さがストーリーの前面に出てきて、
    それがひとつひとつの作品の中での絶妙なスパイスとなっているような気がします。
    そんなジョナサンの作風が今作『レミニセンス』の中でも十二分に発揮されています。

    ヒュー・ジャックマン演じる人間臭いニックが、
    レベッカ・ファーガソン演じる謎の女メイを追いかける記憶の旅・・・。
    そこに、リサ・ジョイ監督が手掛けるフィルム・ノワール的美しさも加わります。
    悪い予測としての数十年後の地球を思わせるかのような
    美しくも残酷な水没世界の圧倒的なビジュアルも見物です。
    宣伝キャッチコピーでは「SFサスペンス超大作」とありますが、
    個人的には「近未来的SFフィルム・ノワール大作」といった方がしっくりくるかもしれません。
    もしくはハリソンフォードの『ブレードランナー』に
    ノーラン兄弟の世界観を混ぜ合わせたようなイメージでしょうか。
    通り過ぎた過去に甘美な思いを馳せながらも、
    日々進むしかないという現在の現実社会とも少し重ねる部分を感じてしまう作品です。

    いずれにせよ大スクリーンで味わってこそ真価を感じられる作品だと思います。
    ぜひ、劇場にてご覧ください!!
    「レミニセンス」公式はこちら→https://wwws.warnerbros.co.jp/reminiscence-movie/index.html
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    次に、お店の紹介を簡単に。
    富山市の千石町通り商店街にある「vege&bar シンバル」。日本産ワインと、野菜の創作料理のお店です。
    旬の地場野菜を使用し、見た目を通しての美味しさにもこだわる彩り豊かな料理に、
    オープン以来、女性を中心にファンが増え続けています。
    公式HPはこちら→https://shinbar.storeinfo.jp/

    J MAX THEATERとやまと半券サービスを実施中!!
    また、シンバルVIPカードをお持ちのお客様は当館窓口にて100円引きでご鑑賞頂けます。
    ・通常料金より100円引きになります。
    ・サービス料金・レイト料金・特別料金は対象外です。
    ・現金のみで窓口にて対応致します。
    会員になるとお得なこともいっぱいです!!

    そして、なんとご主人!!
    チューリップテレビで放映されました『とやまの食材で新メニュー!No.1決定戦』という
    富山県主催の料理メニューコンテストにて、
    シンバル様のメニュー
    『寒ブリと富山野菜のテリーヌ~柚子味噌ソース~』が
    準グランプリを受賞されています!!
    本当に見た目も味もよく、おいしさ、真心いっぱいのお店です!!
    ぜひ、映画を観た後は富山市の千石町通り商店街にある「vege&bar シンバル」様で
    映画のお話などして楽しんでください。美味しいお料理と美味しいワインで。

    J MAX THEATERとやま

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