【とやま】スタッフおすすめ作品☆3/17(金)公開「逆転のトライアングル」3/30(木)まで上映となります。お早めに!☆
いつも JMAX THEATERとやま をご利用いただきありがとうございます。先日のアカデミー賞授賞式、「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」(以下、「エブエブ」)が10部門ノミネート中7部門でオスカーを獲得し「エブエブ」が旋風が起こった今回の授賞式でした。「エブエブ」は現在絶賛上映中です。そして、大ヒット復活上映中の「RRR」も歌曲賞でオスカーに輝きました。「エブエブ」、「RRR」、注目の二作品を是非当館で!皆さんのお越しお待ちしています。
さて、今回、激推ししたい作品は「逆転のトライアングル」です。残念ながらオスカーは獲得できませんでしたが、こちらの作品もアカデミー賞では作品賞はじめ3部門にノミネートされていました。昨年のカンヌ国際映画祭の最高賞に輝いた作品でもあります。
この作品を一言で表現するなら、“えげつない!”。これに尽きます。本作の監督リューベン・オストルンドはとにかく“えげつない”人で、窮地に立たされた時のその人間の本性を見せたり、うわべを飾る人間のその仮面の下を見せたりと、そんなことが大好きな監督です。観ているこちらも気持ちを逆撫でされてしまいます。冒頭のシーンで、食事をしていた若いカップルがどちらがお金を払うかで揉めます。カップルの言い争いを観ながら、「ちっちゃいなぁ~」なんて思うのですが、自分にも身に覚えがあるからなんかイラッとくるんですね。そんなことをサラッと描いてしまう“えげつない”監督です。
そんな冒頭シーンからストーリーは本題に入っていき、豪華客船へと舞台は移ります。見晴らしが良い客船の最上部は巨万の富を築いたセレブなゲスト達。中層はゲストに仕える乗務員。乗務員たちはゲストのあらゆる要望に応えチップを稼ごうとします。そして最下層の部屋は、配膳や客室の掃除、機械整備なんかの出稼ぎ労働者たち。そんな客船が転覆してしまいます。上層(富裕層)、中層(中流階級)、下層(貧困層)というカーストピラミッドが転覆したことで逆転してしまい下層がピラミッドの上になります。流れ着いた何もない無人島では、お金でなんでも意のままにできたゲスト達より素潜りで魚を捕まえたり火を起こすことができる出稼ぎ労働者の女性が上位に立つのです。そんなわけでこの作品、今の時代の言葉で言うなら、誰もがマウントの取り合いに必死なのです。マウントの取り合い合戦に最後の最後まで目が離せません。その様を哀れなぐらいに可笑しく描くオストルンド監督はやはり“えげつない”監督です。
もしこの作品がオスカーを獲ったらオストルンド監督は豪華なドレスで着飾ったセレブたちを前にどんな“えげつない”スピーチをしたのだろう?聞いてみたかったなぁ。
https://gaga.ne.jp/triangle/
※「逆転のトライアングル」は3/17~ 2週間限定上映
Fredrik Wenzel © Plattform Produktion
【とやま】アカデミー賞®ノミネート作品★「フェイブルマンズ」★
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まだまだアカデミー賞ノミネート作品の上映が続きます。今日は、スティーブン・スピルバーグ監督「フェイブルマンズ」をご紹介します!
1950年代、生まれて初めて観た「映画」に夢中の少年、サミー・フェイブルマン。ピアニストの母親からプレゼントされた8ミリカメラを手に、家族やボーイスカウト仲間と過ごす時間を自ら撮り始めます。次第に映画監督を志すも、電気技師(エンジニア)の父は「単なる趣味」と彼の夢を軽んじており、正反対の両親の間で葛藤するサミー。ある出来事をきっかけに、フェイブルマンズ家はアリゾナからカリフォルニアへ引っ越しますが……。
「E.T.」(1982年)や「ジュラシック・パーク」(1990年)など、数々の名作を世に送り出すスティーブン・スピルバーグ監督(巨匠)が、自身の原体験を基にした自伝的作品。映画に魅了された少年が家族の「記録」を撮ることから始まり、家族との「記憶」を撮りました。母に似て芸術肌な一面をもつサミー。しかし、夢を頑なに諦めようとしない姿は、キャリアの高みを目指し、時には家族への代償もいとわず転職する父の頑固さを受け継いでいるかのよう。親子関係が自身の成長と夢に大きく影響していることを本作は描いています。
スピルバーグ監督は、父の死がきっかけとなって構想を始めたそう。そのせいか、「映画」の原体験や映画監督になるまでを描いたというよりも、家族のことを描こうとすると「映画」について語らなければいけなかった、という印象でした。家族って皆が最初に属するコミュニティですよね。それも、人生においてとても大きな意味をもつ最小の単位。とはいえ、ラストシーンには「おおっ!」となる原体験エピソードも少し描かれていますので、最後まで楽しんでくださいね。
アカデミー賞ノミネートは7部門!授賞式は13日です。授賞前に、ぜひ劇場でご覧ください!
https://fabelmans-film.jp/
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【とやま】アカデミー賞®ノミネート作品★「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」★
今日はアカデミー賞®授賞なるか!?話題の「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」を通称”エブエブ"ご紹介します!
主婦エヴリンは経営するコインランドリーが破産寸前、おまけにボケても頑固な父親、反抗期が終わらない娘、優しいだけで頼りにならない夫など問題をたくさん抱え、日々いっぱいいっぱい。そんな彼女の前に突如として「別のユニバース(宇宙)から来た」という夫アルファ・ウェイモンドが現れ、「全宇宙にカオス(混沌)をもたらす、強大な“悪”を倒せるのは君だけだ」と驚きの使命を背負わせます。言われるがまま「マルチバース(並行世界)」に飛び込んだ彼女は救世主として覚醒。全人類の命運をかけた壮大な戦いに身を投じることに…。
本作は、ごく普通の中年女性がマルチバースを行き来し、カンフーマスターとなって世界を救う姿を描いた異色のアクション・アドベンチャー。この、様々な映画や漫画にゲーム、哲学までを入れてごちゃ混ぜにして圧倒的に楽しいスペクタクル作品を監督したのは、当館で上映時にも話題となった「スイス・アーミー・マン」(2016)のコンビ、「ダニエルズ」こと、ダニエル・シャイナートとダニエル・クワン両監督です。最初にお伝えしたいことは、とにかく「こんな映画、今まで観たことない!!!」です。大げさではなく本当にそうなんです(笑)しかし、奇を衒った“だけ”の作品というわけではなく、そこは今いちばんホットなスタジオ“A24”制作ということもあり、これまでのA24作「フェアウェル」(2019)や「ミナリ」(2020)同様に、アジア系の家族を描く芯と温度のある物語。
ミシェル・ヨーをはじめとするアジア系俳優は全員すばらしいのですが、特筆すべきは、夫・ウェイモンド役でハリウッドに戻ってきた(「グーニーズ」(1985)のデータ)キー・ホイ・クァンと、娘・ジョイ役のステファニー・スーの2人でしょう。前者は、ある時はファニーで可愛い夫、ある時はゴージャスな色気を放つ紳士を、後者は若さゆえの眩しさと衝動を、目まぐるしく変わる表情と身体で表現します。衣装もすてきで、観ていて楽しいとはまさにこのことですね。エンドロールで流れるデイヴィッド・バーンとミツキによる「This is a Life」までしっかり堪能しましょう!
アカデミー賞®最多10部門11ノミネート!授賞式は13日です。授賞前に、ぜひ劇場でご覧ください!
https://gaga.ne.jp/eeaao/
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【とやま】アカデミー賞®情報★注目作品をぜひ、当館でご鑑賞下さい!!★「RRR」延長上映中!
いつも J MAX THEATERとやま をご利用いただきありがとうございます。世界中が注目する映画の祭典、第95回アカデミー賞®授賞式が3月12日(日本時間では13日)に開催されます。当館で現在上映中、これから上映するノミネート作品についてアカデミー賞®情報を交えながら紹介したいと思います。
先ずは現在絶賛上映中の「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」(以下、「エブエブ」)。作品賞、監督賞をはじめ10部門11のノミネートは今回の最多ノミネーション。まさに今年の授賞式の台風の目ですね。気鋭の映画スタジオA24の製作・配給作品で、監督は当館でも上映したハチャメチャムービー「スイス・アーミー・マン」の二人組ダニエルズです。今作でもダニエルズは、自分たちの撮りたい奇想天外な映画を自由に撮りました。それが気がついたらあれよあれよという間に表舞台のさらにそのど真ん中に。誰よりも一番びっくりしているのはダニエルズの二人かもしれませんね。過去の作品賞受賞作と比べて全く異質な作風の「エブエブ」。これが作品賞を獲ることになればアカデミー賞®は新たな時代を迎える、とまで言われています。「エブエブ」旋風がどこまで吹くか?目が離せない今回の授賞式です。授賞式前に予習をかねて観るもよし。発表後に堪能するもよし。是非、当館でご覧ください。
作品賞、監督賞はじめ7部門ノミネートの「フェイブルマンズ」も現在上映中です。こちらはアカデミー賞®常連のスピルバーグ監督の自伝的な一作。映画に夢中になったサミー・フェイブルマン少年の成長の物語です。フェイブルマン=スピルバーグが特別なわけではありません。夢を追い求める物語は、観る人ひとりひとりの物語でもあります。フェイブルマンにとって映画館は特別な場所でした。映画愛に満ちたこの作品は映画館で観てこその一作です。皆さんのお越しお待ちしています。
そして、異例の大ヒットを続けるインド映画「RRR」。現在、熱いアンコールにお応えし復活上映中なのですが、なんとこの土日は満席のお客様。熱冷めやらぬどころか益々ヒートアップしています。アカデミー賞®では歌曲賞のみのノミネートですが、授賞式ではこの歌曲の生パフォーマンスが披露されることが発表されています。これは楽しみですね。当館での「RRR」延長上映中!
これから上映を控えるのは作品賞、監督賞、脚本賞の3部門ノミネートの「逆転のトライアングル」。本作は昨年のカンヌ国際映画祭の最高賞を受賞しました。人間のエゴと欲望がむきだしになるブラックユーモア満載の一作。当館では3月17日からの上映です。
さて今年のアカデミー賞®授賞式、どんなドラマが生まれるのでしょうか。
and the OSCAR goes to・・・
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【とやま】3月4日(土)映画「シャイロックの子供たち」本木克英監督(富山市出身)舞台挨拶が行われました!
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本日3/4(土)「シャイロックの子供たち」13:20回上映終了後、本木克英監督にお越し頂き、舞台挨拶を行いました。ご来場頂きまして、誠にありがとうございます。
映画の秘話や原作にまつわる想いなど、終始笑顔がいっぱいの舞台挨拶となりました。
本木克英監督、ありがとうございました!
「シャイロックの子供たち」は
J MAX THEATERとやまで上映中です!ぜひ!お越しください。
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【とやま】大注目!!スタッフおすすめ作品★2/17(金)公開「別れる決心」お早めに!★
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今日は、まだまだ話題!絶賛上映中の映画「別れる決心」をご紹介します!
刑事ヘジュンは、ある男性が山頂から転落死する事件は、事故ではなく殺人の可能性が高いと考えます。被害者の妻ソレを疑うも、彼女にはアリバイがありました。取り調べを進めるうちに、いつしかヘジュンはミステリアスな魅力のソレに惹かれ、またソレも次第にヘジュンに対し特別な感情を抱くようになります。捜査に進展があり、事件は解決したかに思えたが……。
本作は、現在の韓国映画界を牽引するパク・チャヌク監督が、殺人事件を追う刑事とその容疑者である被害者の妻が対峙しながらも惹かれあう姿を描いたサスペンスドラマ。アカデミー賞授賞監督ポン・ジュノのお兄さん的な監督は、とにかく「性」と「暴力」を全面的に出した作品が多く、初めて「オールド・ボーイ」(2003)を観た時は思わず手で目を覆ったほどでした。しかし、「別れる決心」は、その監督のシンボルともいえる2つを封印しています。「惹かれてはならない/触れてはならない」禁欲的な描写ばかりなのですが、これが不思議とスクリーンから欲情の香りが匂い立ちそうなほどの、いわゆるメロドラマになっていました。とにかく主演2人が我慢し合っており、正直「じれったいなー」と思いました(笑)
監督が若い頃に傾倒していたというヒッチコック作品を彷彿とさせる、大人のサスペンス・ロマンスです。セリフはもちろん、あちこちに仕掛けや謎がいっぱいで、1度と言わず2度も3度も観たい作品。わたしも2度目の鑑賞を考えています。アカデミー賞ノミネート作品も良いですが、こちらもぜひ劇場でご覧ください!
公式HPはこちら→https://happinet-phantom.com/wakare-movie/
3/9(木)までの期間限定上映です。
お早めにご鑑賞下さいませ。
皆様のご来場をお待ちしております。
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【とやま】大好評!スタッフおすすめ作品★1/13(金)~1/26(木)「恋人はアンバー」★
今日は、県内では当館のみ上映の映画「恋人はアンバー」をご紹介します!
90年代半ば、アイルランドの田舎町。高校生のエディは父の後を継いで軍隊に入ることを望み、アンバーは自由な大都会ロンドンに引っ越すことを夢見ています。2人の共通点は同性愛者だということ。周囲にセクシュアリティを悟られないようカップルを演じることにした2人でしたが、やがてその“理想的”な関係は崩れ始め…。
アイルランドで同性愛が違法でなくなってから2年後、1995年のアイルランドにある田舎町が舞台の本作。同性愛者に対する差別や偏見が根強く残るなか、自分らしく生きることを求めながら、特別な関係を築き成長していく若者をコメディタッチも交えながら瑞々しく描いた本作。早熟で自分を強く持ったアンバーと一緒にいることで、エディが徐々に自分を開放していきます。ファッションや音楽も本作の重要な要素となっており、90年代のUKということでOasisやBlurなど、大人の方はつい反応してしまうでしょう(笑)
「シング・ストリート」や「(500)日のサマー」が好きな方にもきっと響くはず。ぜひ劇場でご覧ください!
公式サイト→https://dating-amber.asmik-ace.co.jp/
1/13(金)~1/26(木)の期間限定作品
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【とやま】スタッフおすすめ作品★12/30(金)~1/12(木)「フラッグ・ディ父を想う日」★
いつも JMAX THEATERとやま をご利用いただき、誠にありがとうございます。超大作や話題作が出揃う年末年始。海の楽園が舞台となるあの映画の続編やバスケの人気アニメなんかはチェック済みですよね。加えてキラッと光るいぶし銀のような映画もラインナップするのがJ-MAXとやまです!そんな中から今回は12月30日から上映するアメリカ映画「フラッグ・デイ父を想う日」を紹介します。年末年始の映画鑑賞リストに是非入れてください。
本作を監督し主演もこなしたのがショーン・ペンです。アカデミー賞の最優秀主演男優賞を2回受賞して3大映画祭でも多数の受賞歴があって、映画を撮ればその監督作がアカデミー賞にノミネートされちゃうという凄いキャリアの映画人です。今年63歳のショーン・ペンは、20代から俳優として数多くの作品に出演しているので皆さんも彼の出演作の何作かは観ているのではないでしょうか。今年はドキュメンタリー映画を撮るためカメラ片手にウクライナに乗り込んだり、アカデミー賞授賞式でゼレンスキー大統領のスピーチの機会を設けるよう要求したり。還暦過ぎてもまだまだ血気盛んなお方です。
さて、映画の紹介をしますね。ショーン・ペンが15年かけて実現させた企画が本作「フラッグ・デイ 父を想う日」です。口から出まかせのろくでもない父親と、そんな父親に振り回される娘の実話ベースの物語。娘の幼少期から大人になるまでの成長譚とその時折の彼女の心象風景を軸に物語は展開します。なんと言っても一番の注目は、娘役をショーン・ペンの実の娘ディラン・ペンが演じたことです。成長とともに娘の心は揺れ動きます。不安、怒り、失望・・・。それでも、平凡な日々を見違えるほど驚きの瞬間に変えてくれた幼い頃の父との思い出は彼女の大切な宝物。遂には米国史に残る事件を犯してしまう父親であっても心のずっと奥の方には父親への愛情が変わることなくあるのです。そんな細かな心の機微を表現できるのは実の娘だから。そう感じずにはいられません。この映画を構想し始めた15年前まだ子供だったディラン・ペンは、この役を演じることができる女優に成長したのです。そう思うと、この映画はそれが十分に熟すその時を待っていたということなのでしょう。この映画は、時が過ぎゆく感じの人生の美しさを描きたいと16mmフィルムで撮られています。父と娘、二人の過ごした日々を追憶するざらついた映像は皆さんの心に深い余韻を残すことでしょう。
今年も残すところわずかとなりました。心に残る映画との出会いはありましたか?今年の映画納め、そして新年の映画初めもJ-MAXとやまの上映作品でお楽しみください。皆さんのお越しを心よりお待ちしております。それでは、よいお年をお迎えください。
※ 公式サイト貼り付け→https://flagday.jp/
※「フラッグ・デイ 父を想う日」は12/30~ 上映 2週間の期間限定です。お早めに!!
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【とやま】スタッフおすすめ作品★1/6(金)~1/19(木)『ビー・ジーズ 栄光の軌跡』★
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いよいよ雪が降って参りましたね。寒い毎日ですが、皆様、暖かい映画館でぜひ、気になっている映画をご鑑賞下さい。
ビー・ジーズというバンドをご存知ですか?「人生のサウンドトラック」ともいえる名曲の数々を生み出したバンドです。様々な賞を受賞し、多くのアーティストに多大な影響を与え続けている伝説的なバンドの音楽人生を描いたドキュメンタリー映画「ビー・ジーズ 栄光の軌跡」を紹介させていただきます!
ビー・ジーズは英国出身のバリーと双子の弟ロビンとモーリスの3兄弟によるグループです。全世界売上枚数2億2千万枚超、全英・全米No. 1ヒット20曲、グラミー賞8回受賞という偉業を成し遂げ、半世紀を超えるキャリアを築いています!そんな華々しい経歴を持つ彼らの栄光と挫折を描いた音楽ドキュメンタリー映画となっています。
この3兄弟がどのように成長していったか、兄弟間で生じた確執やグループ解散の危機、そこからヒットチャートに登りつめていく姿が貴重な写真や未公開ムービーと共に明らかになっていきます。ファルセットを多用したり、R&Bの影響を受けた楽曲を作ったりと新しい音楽への挑戦がいくつもありました。今でも語り継がれ、人々の心に触れるような名曲の誕生の瞬間を体験できるような構成になっています。ギブ3兄弟の中で存命しているバリーや当時の彼らを知る人々のインタビューからは熱い思いが伝わってきます。1970年代には「サタデー・ナイト・フィーバー」のサウンドトラックで一大文化現象を起こした彼らですが、その後も人気の浮き沈みに悩まされます。ディスコブームから反ディスコ運動による逆風など彼らの音楽人生はジェットコースターのように波瀾万丈なものでした。音楽文化の移ろいに振り回されながらも、危機を乗り越えていく彼らの熱い姿勢には心打たれること間違いなしです。その他にも様々なアーティストに楽曲提供することで作曲家としての実力を発揮するなど彼らの活動は多岐に及びました。
グループとしての成長、解散危機、ブレイクと挫折など時代の波に飲まれながらも懸命に音楽家として活動し続けたビー・ジーズ。
夢を追い求めて走り続けるギブ3兄弟の姿を劇場でぜひご覧ください!ご来場お待ちしてます。
公式HP https://thebeegees-movie.com/
期間限定上映です。お早めにお越し下さい。
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【とやま】高志の国文学館にて、映画「ラーゲリより愛を込めて」特設コーナー開設中!
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映画「ラーゲリより愛を込めて」の原作者辺見じゅんさんは富山市出身であり、高志の国文学館の初代館長就任に内定していたのですが、開館前の年にお亡くなりになられました。
高志の国文学館では辺見じゅんさんのライブラリーが常設されており、今回、原作が映画になるということで、特設コーナーもございます。
ぜひ、皆様、映画「ラーゲリより愛を込めて」をご鑑賞後、高志の国文学館へお越しくださいませ。
高志の国文学館HP
https://www.koshibun.jp/tid=100534
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