JMAX THEATER とやま

カテゴリ別

・スタッフ日誌(32)

投稿月別

・2025年04月(2)

・2025年03月(1)

・2025年01月(1)

・2024年12月(1)

・2024年11月(8)

・2024年10月(1)

・2024年09月(1)

・2024年08月(1)

・2024年07月(1)

・2024年05月(3)

・2024年03月(2)

・2023年11月(1)

・2023年10月(2)

・2023年08月(1)

・2023年07月(2)

・2023年05月(1)

・2023年04月(2)

・2023年03月(7)

・2023年02月(1)

・2023年01月(1)

・2022年12月(4)

・2022年11月(4)

・2022年10月(2)

・2022年09月(4)

・2022年08月(1)

・2022年07月(6)

・2022年06月(7)

・2022年05月(4)

・2022年04月(2)

・2022年03月(1)

・2022年02月(9)

・2022年01月(3)

・2021年12月(3)

・2021年11月(2)

・2021年10月(6)

・2021年09月(6)

・2021年08月(4)

・2021年07月(5)

・2021年06月(4)

・2021年05月(6)

・2021年04月(3)

・2021年03月(3)

・2021年02月(1)

・2021年01月(6)

・2020年12月(4)

・2020年11月(2)

・2020年10月(2)

・2020年09月(3)

・2020年08月(2)

・2020年05月(1)

・2020年03月(1)

・2020年02月(2)

・2019年12月(1)

・2019年08月(1)

・2019年07月(2)

・2019年06月(1)

・2019年05月(2)

・2019年02月(2)

・2019年01月(3)

・2018年11月(1)

・2018年10月(2)

・2018年09月(1)

・2018年05月(3)

・2018年03月(1)

・2018年01月(2)

・2017年11月(1)

・2017年10月(1)

・2017年09月(2)

・2017年08月(3)

・2017年05月(2)

・2017年04月(6)

・2017年02月(1)

・2016年12月(2)

・2016年11月(3)

・2016年08月(1)

・2016年07月(5)

・2016年06月(1)

・2016年05月(1)

シアターレンタル
サービス案内
イベント情報
よくあるご質問
採用情報
とやまスタッフブログ

スタッフブログSTAFF BLOG

 

【とやま】スタッフおすすめ作品☆9/23(金)~10月6日(木)「地下室のヘンな穴」☆

2022.09.19 投稿

いつも J MAX THEATERとやま をご利用いただきありがとうございます。奇想天外なストーリーに出会えるのも映画の面白さのひとつです。過去に当館で上映した「スイス・アーミー・マン」は、ある男が無人島でオナラをこきまくる死体を発見し、死体をボート代わりに乗ってその死体のオナラパワーで海を渡る物語でした。「ロブスター」は、独身者は身柄を確保され45日以内にパートナーを見つけることができないと動物に姿を変えられて森に放たれてしまうという映画。現実にはありえない話なのですが、どちらの映画にも現代社会や人間社会への風刺や問題提起があって、もし自分だったら?なんてちょっと哲学してしまいます。今回紹介する映画は「地下室のヘンな穴」。これがまたとんでもなく奇想天外なストーリーなのですが、観終わると、「ん~…」と考え込んでしまいます。

 マイホームを探していた中年夫婦アランとマリーは、不動産屋の男から郊外の瀟洒な家を紹介されます。彼は二人を地下室に案内し、そこにある奇妙な”穴”を見せてこの家のとっておきの秘密を伝えます。「この穴は12時間先の世界につながっています。でも3日若返ります。」そして二人は家を購入します。

穴に入るべきか?止めるべきか?究極の選択を迫られた時にその人物の人間性が現れるものです。摩訶不思議な現実離れしたストーリーですが、アランとマリーの行動は現実そのもの。穴をめぐるアランとマリーそれぞれの行動に共感することもあるでしょう。老いることへの焦りや性への執着。どんどん転がっていくストーリー展開に目が離せません。さて、アランとマリーの穴にまつわる物語とは別にもう一つなんともバカバカしい物語が描かれています。しかも、この別物語が日本絡みなのですが、その扱いが笑ってしまうぐらいに雑でチープ。「なんでその場所で浴衣??!」とツッコミ必至。これって日本をバカにしているわけでも予算をケチったわけ(いや、これはあるかも)でもなく、人間の尽きない欲望に対するカンタン・デュピュー監督のウイットに富んだ演出、だと思うことにします(笑)。

 一度穴に入れば12時間先の世界に行きます。早送りした12時間の間には、嫌な目に遭わなくてよかったり、出たくない会議を回避できたのかもしれません。一方でかけがえのない素敵な出会いや経験を逃したかもしれないのです。この映画は74分という短い作品です。しかし、観ていただければわかるのですが、普通に撮ればこの映画は120分超の作品にできました。では、なぜデュピュー監督はそこまで短くしたのでしょう?“一度限りの人生、山も谷もあるけど慌てないで時間をかけて楽しみましょう。その方がきっと豊かな人生を送ることができるはずだから。” 映画後半の映像を目で追っていると、映像とは裏腹なデュピュー監督のそんな声が聞こえてきそうです。

※ 公式サイト→https://longride.jp/incredible-but-true/
※「地下室のヘンな穴」は9月23日(金)~10月6日(木)2週間限定上映

© ATELIER DE PRODUCTION - ARTE FRANCE CINÉMA - VERSUS PRODUCTION – 2022

  •  

    【とやま】高岡冷蔵Presents「東京流氷」 舞台挨拶付き試写会が行われました。

    2022.09.07 投稿

    いつもJ MAX THEATERとやまをご利用頂きまして、誠にありがとうございます。

    本日、高岡冷蔵Presents「東京流氷」 舞台挨拶付き試写会が行われました。高岡冷蔵株式会社代表取締役 萩布宗一様にご登壇頂きました。

    「東京流氷」は富山の豪雪地帯の雪を活用した作品となっております。また、高岡冷蔵株式会社の皆様も撮影に参加されてます。
    元気な社長と若き従業員の皆様の笑顔あふれる姿は本当に素晴らしいです。
    エスカレーター入り口にて、本日のためにご用意頂いた「氷の彫刻」は本当に美しく、世界を両手で包み込む形となっており、素晴らしい作品でした。
    本日はありがとうございました。
    9/9(金)~「東京流氷」いよいよ当館にて上映です!県内単独上映になります!22日までとなりますので、お早めにご鑑賞ください。

    尚、一階自動ドア入り口にて、本日の舞台挨拶の内容を掲出しております。ぜひ!ご覧下さい。

    J MAX THEATERとやま

     

    【とやま】「川っぺりムコリッタ」富山凱旋舞台挨拶付き試写会が行われました。

    2022.09.06 投稿

    いつもJ MAX THEATERとやまをご利用頂きまして、誠にありがとうございます。

    本日、オフィスケイPresents「川っぺりムコリッタ」富山凱旋舞台挨拶付き試写会が行われました。
    主演の松山ケンイチさん、荻上直子監督にご登壇頂きました。

    松山ケンイチさんのきゅうりエピソードやご飯を食べることや野菜を作ること、あたりまえにやってることやあたりまえのことを見つけたり、気が付くことは本当に生きるために大切なこととおっしゃったのが印象的でした。
    監督がとやまをロケ地に選んで下さった黒い塩辛(黒作り)のエピソードもとやまならではのお話でしたね!

    途中で、なんと!子役の北村光授くん、松島羽那ちゃんが花束を持ってお二人にサプライズする場面も!!

    こうじゅくんやはなちゃんと一緒になった時、松山ケンイチさんと荻上監督のニコニコ笑顔が止まらなかったですね!
    本当に仲睦まじい撮影の雰囲気が伝わる舞台挨拶でした!

    松山ケンイチさん、荻上監督、こうじゅくん、はなちゃん、本当にありがとうございました。

    とやまオールロケ作品「川っぺりムコリッタ」は9/16~いよいよ公開です!とやまの素晴らしい景色を大スクリーンでぜひ、ご覧下さい。

    尚、当館のロビー入り口にて、松山ケンイチさん、荻上監督のサイン入りポスターを掲出しております。
    ぜひ、この機会に当館へお越し下さい。前売り券も販売中です。

    J MAX THEATERとやま

     

    【とやま】スタッフおすすめ作品☆9/2(金)~10/6(木)まで「WKW ウォン・カーウァイ 4K」5作品上映中☆

    2022.09.05 投稿

     いつも J MAX THEATERとやま をご利用いただきありがとうございます。ずっと楽しみにしていた香港の名匠ウォン・カーウァイ監督の特集上映「WKW ウォン・カーウァイ 4K」が2日より始まりました。推し作品の紹介ということであれば、上映開始前にブログをアップするべきだったのでしょうが、作品のレストア(復元)にあたって、カーウァイ監督は色合いはもちろんのこと、映像のアスペクト比や音響にもこだわったと聞けば劇場のスクリーンで拝ませていただいてからアップしないとダメだろうと。それに、今回レストア上映する5作品の内容のほとんどを忘れてしまっていたので、やっぱりちゃんと観ないと、と思ったわけです。

     いつもJ MAX THEATERとやまをご利用頂きまして、誠にありがとうございます。
    今回、おすすめする作品は9/2(金)~10/6(木)まで1週間ごとに上映する「WKW4K」5作品を紹介致します。
    最初の上映作品は「恋する惑星」。金髪サングラスにレインコートの女。溢れる人混みの残像とスローモーションで逃げる金髪女。一連のカーウァイ監督作品で一躍その名を世界に知らしめたクリストファー・ドイルのカメラが変幻自在に躍ります。あぁー!これだ、これだ!映画が始まって一気に記憶の扉が開きました。公開当時はミニシアター全盛期。「これを観ないと時代に乗り遅れるぞ!」、と女性誌やタウン誌がこぞって取り上げていました。ファッション・アイコンあるいはポップ・カルチャーの潮流。映画作品の紹介というよりもそんな立ち位置での紹介でした。

    今回上映するのは、ふたりの警官の失恋とすれ違う恋模様を描いた現在上映中の『恋する惑星』(94)、香港のネオン街で織りなされる男女5人の恋と青春を描く群像劇『天使の涙』(95)、傷つけ合いながらも愛し合うゲイの恋人同士の物語『ブエノスアイレス』(97)、互いに伴侶を持つ身でありながら惹かれ合う男女の大人のラブストーリー『花様年華』(00)、アジアの人気スターが多数集結、木村拓哉が出演することでも話題になったSFラブストーリー『2046』(04)の5作品。香港は1997年に中国に返還されるという一大展開期を迎えました。この5作品はその過渡期にありました。レストアの作業でカーウァイ監督はきっと香港が香港だったという時代の時間と記憶の断片を作品に注いだことでしょう。そして観る側も当時とは違う感情を抱くことでしょう。まだ一作目の「恋する惑星」を観ただけですが、香港への監督の強い想いがスクリーンから伝わってきました。

    「WKW ウォン・カーウァイ 4K」の特集上映ではスタンプラリーを実施しています。5作品全てのスタンプを押印されたお客様には先着順でオリジナルA3ポスターをプレゼントいたします(無くなり次第終了)。そして、カーウァイ監督が製作総指揮をしたタイの俊英 バズ・プーンピリヤ監督の「プアン 友だちと呼ばせて」も現在上映中です。というわけで9月はウォン・カーウァイ月間。「これを観ないと時代に乗り遅れるぞ!」

    ※ 公式サイト→http://unpfilm.com/wkw4k/
    ※ 「WKW ウォン・カーウァイ 4K」は5作品を9月2日よりそれぞれ1週間ずつ上映

  • 1

    ページトップへ戻る

    © JMAX THEATER .ALL RIGHTS RESERVED.