JMAX THEATER とやま

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【とやま】映画『大コメ騒動』本木克英監督一日支配人&舞台挨拶付き上映

2021.01.04 投稿

元旦から1月3日の3日間、映画『大コメ騒動』の本木克英監督が一日支配人として、J-MAX THEATERとやまにご来場いただきました。

当初は1日と2日の二日間の予定で監督だけの舞台挨拶でしたが、2日には、室井滋さん、内浦純一さんがサプライズで舞台挨拶に登壇されました。

さらに急遽決定した3日の舞台挨拶には、柴田理恵さん、西村まさ彦さんも参加され、大変賑やかな舞台挨拶になりました。

     

    新年のご挨拶&本日も舞台挨拶が行われ、室井滋さん・内浦純一さんにもご登壇頂きました!!

    2021.01.02 投稿

    新年明けましておめでとうございます。

    昨年はたくさんのお客様にご来場いただきまして、
    誠にありがとうございました。

    2021年もたくさんのお客様にお楽しみいただける
    素敵な作品を取り揃えて、皆様のご来場を心よりお待ち致しております。

    年明けの富山は雪の降る中、映画『大コメ騒動』にたくさんのお客様にお越し頂いております!!
    誠にありがとうございます!!
    元旦から、映画『大コメ騒動』の本木監督が一日支配人となって、お越し頂いております。
    また、急遽、室井滋さん・内浦純一さんがご来館頂き、緊急でご参加くださりました!!
    急遽、明日(1/3)も監督の舞台挨拶が決定し、ご来館頂くことになりました!!
    混みあうこともございますので、ぜひ、お早めのチケット購入とご入場をお願い致します。

    本年もJ-MAX THEATERを、どうぞよろしくお願い申し上げます。


    J-MAX THEATER スタッフ一同

     

    【とやま】スタッフおすすめ作品☆1/8(金)~『100日間のシンプルライフ』☆

    2021.01.02 投稿

    あけましておめでとうございます。
    昨年は新型コロナウイルスに翻弄された一年でした。当たり前の日常を過ごせる日が訪れることを信じて、たくさんの面白い映画を通して皆さんを元気にしたいと思います。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
    昨年末に一年の垢を落とすべく部屋の片づけをしたのですが、モノが多くて作業がはかどらずに大変でした。あらためて自分の部屋に溢れるモノの多さに気づかされました。今年最初に紹介する映画は、そんなモノに溢れた現代社会で本当に大切なモノは何だろう?そんなことを見つめ直す“モノ”語り。「100日間のシンプルライフ」です。
     ドイツ・ベルリンに住むパウルとトニーは幼なじみのビジネスパートナーです。パウルはスマホ依存症で、トニーはコンプレックスの塊男です。性格や趣味、価値観が異なる二人ですが、起業したアプリ開発事業も順調で、自身の欲望を満たすための多くのモノに囲まれた生活を送っています。ある日、大ゲンカをした二人は、酔った勢いで大金を賭けたある勝負をすることに。それは、すべての家財道具を倉庫に預け、裸一貫(本当にスッポンポンからのスタート!)で所持品ゼロの状態から1日1つずつ必要なモノを取り戻し100日間生活するというものです。そして二人は勝負を通して、モノやデジタルに依存している生活に気づき始めるのです。100日目を迎えた彼らが選んだ本当に大切なモノとは?
     私たちの周りには多くのモノがあります。それは暮らしを豊かにしたり便利にしたり、あるいは心に潤いをもたらすモノだったはずです。でも、デジタル社会がその様相を一変させました。今の私たちはクリック一つで世界中のモノや情報を手に入れることが出来て、その気になれば誰とも会話せずに何の不自由もなく生活できます。クリックした内容から私たちの嗜好は解析されそれぞれに合わせた情報が逆に提案されたりもします。道具としてのモノから、それに依存し支配されてしまっている現実がそこにあります。映画の中でも、技術屋パウルは開発したアプリを“人を幸せにする存在”だと言いますが、ビジネスマンの相方トニーは“消費性向の詳細なデータを収集できる道具”と言います。このアプリに目をつけたアメリカのIT企業の社長が契約したいとベルリンにやって来ます。彼の名前はザッカーマン。名前もそうですが、スクリーンに登場するや、エッ!本人!?と一瞬驚くぐらいの外観から誰がモデルになっているかは一目瞭然(笑)。そんなザッカーマンがパウルに現代のIT社会について話すシーンがあるのですが、現代社会が底なし沼にはまってしまったかのような痛烈なセリフに背筋がゾッとしました。是非とも劇場で観てもらいたいと思います。
     リモート会議、オンライン飲み会、配信ライブ…、否応なしに新しい生活様式を送らざるえない今だからこそ、モノと上手に付き合い賢く生きていく術をこの映画を観て考えてみてはいかがでしょうか。

     *「100日間のシンプルライフ」は1月8日からの上映
     *公式サイト貼り付け→https://100simplelife.jp/

     

    【とやま】本日、『はりぼて』舞台挨拶&サイン会が行われました!!

    2020.12.13 投稿

    いつもJ MAX THEATERとやまをご利用頂きまして、誠にありがとうございます。
    本日、『はりぼて』13:30回上映終了後、五百旗頭幸男監督、砂沢智史監督ご登壇による舞台挨拶が行われました。
    コロナ禍の中、たくさんのお客様にご来場いただきました。誠にありがとうございます。
    上映終了後の舞台挨拶とあって、みなさん真剣なお顔で両監督の話を聞かれているのが印象的でした。
    昨日のブログではネタバレになると思い、掲載しませんでしたが、取材後にTVでは放送されない議員の方との秘話やこの映画化に伴い、
    様々な苦労や想いを赤裸々に語って頂きました。印象的だったのがTVで観ていただくのと映画館ではお金を払って観て頂くことの違いを
    分析されていたり、お二人のコンビネーションが本当に素晴らしく、長年一緒に付き合ってきたからこそ、この作品が生まれたんだと思いました。
    たくさんの会場で舞台挨拶をされてきて、当館でなんと70館目という貴重な日と伺い、これもまたご縁だなと感じました。
    J MAX THEATERとやまではコロナで休業する前から、『はりぼて』上映して欲しいという声がたくさんあがっておりました。
    お二人にとっても新人時代共に戦った思い入れのある場所・総曲輪に17年後、監督として舞台挨拶を行うなど思っても見なかったことかと思います。
    今回、やっとですが、作品を上映出来て、私たちもとてもうれしく思います。
    『はりぼて』は12/24まで上映しております。
    ぜひ、ご来場お待ちしております。

    ※当館のスタッフ牧野ひとみによる初司会もお客様の視点での質問をお二人に投げかけれたので、皆さん十分ご満足いただけたかと思います。
    当館ロビーにて監督のサインも掲出中です。

    J MAX THEATERとやま

     

    【とやま】本日、『はりぼて』舞台挨拶&サイン会が行われました!!

    2020.12.12 投稿

    いつもJ MAX THEATERとやまをご利用頂きまして、誠にありがとうございます。
    本日、『はりぼて』10:00回上映終了後、五百旗頭幸男監督、砂沢智史監督ご登壇による舞台挨拶が行われました。
    コロナ禍の中、たくさんのお客様にご来場いただきました。誠にありがとうございます。
    撮影秘話など盛りだくさんのお話でした。お答えする内容にNGなしというお二人の姿がとってもかっこ良かったです!
    また、MCの尾島早都樹アナウンサーがとっても可愛くて、きゅんとした方も多いのではないでしょうか。

    なんと!!明日、12/13(日)13:30回上映終了後にも両監督が登壇されます!!
    ぜひ、ご来場をお待ちしております。お席に限りがございますので、お早めにお越しくださいませ。

    J MAX THEATERとやま

     

    【とやま】12月おすすめ作品 12/11(金)~☆『パピチャ 未来へのランウェイ』☆

    2020.12.09 投稿

    12月はあれもこれも観たいとプログラムとにらめっこ、そんなお客様も多いのではないでしょうか?さて、今日は11日から公開される『パピチャ~未来へのランウェイ~』を紹介します!
     『パピチャ』とは、アルジェリアのスラングで「愉快で魅力的で常識にとらわれない自由な女性」という意味で、本作は90年代のアルジェリアが舞台。これが長編デビュー作となるムニア・メドゥール監督が、”暗黒の10年”と呼ばれた内戦下に横行していた弾圧を、劇的かつ瑞々しく描いています。
     大学生ネジュマは、ナイトクラブで自作のドレスを販売しており、夢は世界中の女性の服を作るファッションデザイナーになること。ところが、大学のある首都アルジェでは、過激派武装勢力の台頭によりテロが頻発し、女性はヒジャブの着用を強制するポスターがいたるところに貼られるようになっていました。それを拒むネジュマは、ある悲劇的な出来事をきっかけに、自分たちの自由と未来のため、命がけでファションショーを行うことを決意します。
     監督自身の経験が色濃く反映されており、「女性たちがどう戦ったか・どう抵抗したか、主人公を通して当時の混乱の中にいる女性の視点で描きたかった」というストーリーは、観ている人の感情を大きく揺さぶるでしょう。そして、授業のシーンで大学教授が引用する、フランスの生物学者/哲学者・アルベール・ジャカールの「未来の社会を作りたいのではない。今とは違う社会を提示したい」という言葉が示すように、時代を問わず、慣習や戒律に縛られた女性たちの解放とその問題提起が強く表れた作品です。
     2020年は映画業界にとって辛く我慢の多い年でしたが、本作のような女性の生き方や女性の声を反映した作品、とくに女性監督作の躍進が多く見られた年でもありましたね。『ハスラーズ』、『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』、『はちどり』、『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』、『フェアウェル』、『82年生まれ、キム・ジヨン』といった”シスターフッド”や”ガールズ・エンパワーメント”作品を観て心が震えた方、必見ですよ。そして、来年公開となる『燃ゆる女の肖像』を、心待ちにしてください!


    「パピチャ~未来へのランウェイ~」は12月11日より公開。
    公式サイトはこちら→https://papicha-movie.com/

     

    【とやま】12月のおすすめ作品☆『ストックホルム・ケース』をご紹介☆

    2020.12.06 投稿

    今月も洋画邦画ともにバラエティに富んだプログラムが並びました。何と言っても「はりぼて」は大注目ですが、観てほしい!とスタッフ激推し作品が「はりぼて」と同じく11日より上映の「ストックホルム・ケース」です。
    “ストックホルム症候群”という言葉をご存じでしょうか?誘拐事件や監禁事件などの被害者が、犯人と長い時間を共にすることにより、連帯感や犯人への同情・共感といった感情を抱く心理現象のことを言います。この映画は、“ストックホルム症候群”の語源となったスウェーデン史上最も有名な銀行強盗事件を描いたものです。
    この心理現象を語る上で必ず引き合いに出されるのが、1974年アメリカで起きたパトリシア・ハースト事件です。映画「市民ケーン」のモデルになった新聞王ランドルフ・ハーストの孫娘で当時19歳だったパトリシア・ハーストが過激派組織に誘拐されてしまいます。その2ヶ月後にこの過激派組織は銀行を襲撃するのですが、誘拐されたはずのパトリシアが犯人グループと共にライフル銃を持って強盗を行っていたのです。ハースト事件はTVでも度々紹介されたりしているので知っている方も多いと思いますが、ハースト事件の前年1973年に起こった言葉の語源となったストックホルムの事件のことはあまり知られていないのではないでしょうか。
    アメリカに憧れを抱くラース(イーサン・ホーク)はアメリカ人風を装いストックホルムの銀行に強盗に入ります。しかし計画性のない強盗は失敗。あっという間に銀行は警察に包囲されてしまいます。ラースは幼い子を持つビアンカ(ノオミ・ラパス)を含む3人を人質に銀行に立てこもる羽目になり、事件は長期戦となっていきます。すると犯人と人質の関係だったラースとビアンカたちの間に不思議な共感が芽生え始めます。
    銀行強盗、人質、警察。言葉だけを並べると手に汗握るサスペンス映画の匂いがプンプンしますが、この映画はクライム・サスペンスというよりもオフビート・コメディといった方が合っているかもしれません。銀行強盗での人質監禁ですからヒリヒリと緊迫した場面も有りますが、凶悪犯を装ってはいるものの些細なことで慌てふためいたり、必死だけどどこか抜けていたりするラースが可笑しいのです。挙句の果てに人質から監禁の手助けまでされちゃいます。もう、どっちが犯人で人質かも怪しくなります。映画を観ながら何度もクスッとなりました。で、映画を観ているうちにラースにどんどん肩入れしている自分がいるんですよ。そして、“あぁー、人質のみんなの気持ちわかるよなぁ”って、すっかり自分がストックホルム症候群の症状に陥ってしまう始末(笑)。誰だって映画で描かれるような体験はしたくはありませんよね。でも、この映画をご覧なれば皆さんもストックホルム症候群を疑似体験できますよ。そして、心の中でこう叫ばずにはいられなくなることでしょう。“ラース、しっかりしろよ!”
    **「ストックホルム・ケース」は12月11日より公開。
    公式サイトはこちら→http://www.transformer.co.jp/m/stockholmcase/

     

    【とやま】11月のおすすめ作品☆11/27(金)~12/10(木)『相撲道~サムライを継ぐ者たち~』☆

    2020.11.13 投稿

    「富山出身の有名人と言えば?」の質問に、今は多くの富山県民が「朝乃山!」と答えるのではないでしょうか? 11月場所は残念ながら途中休場となってしまいましたが、怪我を治しわたしたちをまた楽しませてくれることを願いましょう。
    さて、そんな皆さんにおすすめしたい映画が、27日から公開される『相撲道~サムライを継ぐ者たち~』です。本作は、力士たちが所属する相撲部屋に約半年間密着し、歴史・文化・競技について様々な角度から”大相撲の世界”を描いた、エンターテインメント・ドキュメンタリーです。テレビ番組『マツコの知らない世界』で”相撲めしの世界”を取り上げたことで大相撲に魅了された、番組プロデューサーの坂田栄治氏の「力士が稽古でぶつかる音や両国国技館のお祭りのような雰囲気を、テレビではなく大きなスクリーンと大きな音で再現したい。何とか作品として残したい」という強い思いから作られました。
    力士は10段階の番付に分けられ、全員が相撲部屋に所属しています。番付の下の方にあたる約700人の”幕下力士”が群雄割拠の番付を勝ち上がり、横綱・三役・平幕・十両の70人という”幕内”を目指し、毎日稽古に精を出しています。本作のコピーにもあるように、200kg近い大きな男たちがぶつかり合う、それは「毎日が交通事故」です。厳しく苦しい日々の中で「人」「食事」「声援」を支えに力士たちは今日も稽古に励む…そんな男たちの日常が描かれています。取材対象となった相撲部屋は、30代の関取衆が多い「境川部屋」と、若手の2人の関取が部屋を引っ張る「高田川部屋」。2つの部屋のコントラストを楽しむことが出来ると思います。前者では、既に引退した大関・豪栄道の現役時代にスポットを当てています。引退会見でご本人が話していた、大関の美学が伝わるのではないでしょうか。後者では、朝乃山と同様、ひさしぶりの山梨県出身関取となった竜電が、朗らかに大相撲や稽古について語っています。
    残念ながら朝乃山の出演はありませんが、大相撲が好きな方や朝乃山ファンの方はより好きになり、関心のない方はもっと知りたくなる、そんな映画です。ぜひ劇場で、音と映像を、大相撲の世界を楽しんでください!

    『相撲道~サムライを継ぐ者たち~』11/27(金)~12/10(木)まで2週間限定上映!!お早めに!!
    公式サイトはこちら→https://sumodo-movie.jp/

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    【とやま】11月のおすすめ作品☆11/13(金)~「82年生まれ、キム・ジヨン」☆

    2020.11.10 投稿

     「鬼滅の刃」熱はまだまだ冷める気配はありませんが、これからJ-MAXとやまでは話題作が続々と公開されます。今月もスタッフが気になる作品を紹介していきますね。
    様々な場面で“フェミニズム”という言葉を耳にします。辞書には、女性が男性と同等の権利を得ることで両者が対等な立場で生きていくことを目指す思想であり運動、とあります。今週13日から当館で上映開始となる「82年生まれ、キム・ジヨン」はフェミニズムについて深く考えさせられる作品です。女性、男性それぞれが何を思うのか?ついついそんなことが気になってしまいます。
     1982年生まれのキム・ジヨンは結婚を機に会社を辞め、1歳になる娘の子育てをしている主婦です。育児と家事に追われ母であり妻であることの毎日で、ジヨンは言い知れぬ閉塞感に苛まれることがあります。そんなジヨンに異変が起き始めます。ある日からまるで他人が乗り移ったような言動をするようになるのです。母親が憑依したように振舞ったり話したりします。それはときに祖母であったり、知人であったり…。ジヨンにはその間の記憶はありません。何故彼女の心は壊れてしまったのでしょうか?
    原作は韓国で130万部以上を売り上げた大ベストセラー小説です。去年、書店で平積みされたこの小説の表紙におもわず目がとまりました。描かれていたのは、長めの髪に輪郭だけの顔のない女性でした。彼女がどんな表情のどんな女性なのかわかりません。気になったのでオリジナル韓国版の表紙も調べてみました。こちらは女性の全身が描かれていますが顔が黒く塗りつぶされていてやはり表情がわかりません。キム・ジヨンという名前は、1982年生まれの女性で最も多い名前だそうです。どこにでもいる普通の女性の物語ということなのですね。顔のない女性は読者ひとりひとりであり、その読者が主人公のキム・ジヨンでもあるということなのです。映画の中ではジヨンの幼少期から現在までを回想します。それは、儒教的な家父長主義がいまだに残るといわれる韓国社会での女性軽視や女性の生きづらさを描くことでもあります。多くの日本の女性も「あるある、わかるわー!」と本作で描かれるエピソードに深く共感するのではないでしょうか。
    「そんなこと言うけど、男だって大変なんだぞ」と反発する男性たちは必ずいます。実際、韓国においても、女性優遇だとか男性への逆差別だってあるとの激しいバッシングがあったそうです。それでも、なるべく多くの男性にこの映画を観てもらいたいと思います。ジヨンの夫は彼女の心の痛みを理解しようとし、愛情深く接し彼女助けようとします。しかし、彼1人の力で彼女を支えきれるわけもありません。長い歴史の中で蓄積された性差別の意識や社会の仕組みは簡単には変えられないのです。このような作品が社会の意識を変えるきっかけになることを期待し、“分からないかもしれないけど理解しよう”と思う人が増えればいいなと願うのです。

     **「82年生まれ、キム・ジヨン」は11月13日より公開
        公式サイトはこちら→klockworx-asia.com/kimjiyoung1982

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    【とやま】映画『とんかつDJアゲ太郎』公開記念タイアップキャンペーン

    2020.10.30 投稿

    10/30(金)から上映の映画『とんかつDJアゲ太郎』の公開を記念して、タイアップキャンペーンを開催!

    JMAX THEATER とやまで、映画『とんかつDJアゲ太郎』ご鑑賞になった当日の半券チケットを下記の店舗へご提示して頂ければ、アゲ物のお得なサービスが!

    『DISH BAR TRASH』
    沖縄風とりから(あおさのり)を半額で!

    『沖縄料理の店 ちゃんぷる』
    本日のミニ揚げ物をサービス!

    どちらの店舗もオーダー時にご提示ください。
    別途お一人様、ワンオーダーをお願いします。
    通常の半券サービス併用可。
    『DISH BAR TRASH』オーダー時、当日半券ご提示でドリンクメニューALL30%オフ
    『沖縄料理の店 ちゃんぷる』当日半券ご提示で1会計につき10%オフ(ランチタイム除く)

    キャンペーン期間
    10/30(金)〜11/29(日)まで

    『DISH BAR TRASH』
    富山市総曲輪3-3-16 076-423-8926
    営業時間
    [月〜木・日]
    18:00~23:30(L.O)
    [金・土・祝前日]
    18:00~翌0:30(L.O)
    日曜営業
    定休日
    水曜日
    営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください

    『沖縄料理の店 ちゃんぷる』
    富山市一番町3-9 076-422-3588
    営業時間
    17:00~24:00
    日曜営業
    定休日
    月曜 (但し祝祭日、祝祭日前日は営業)
    営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください

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